東京大学との共同研究で生まれたGabby Neuro-Language Trainingは、「瞬時に英語で言葉を紡ぐ」脳内処理をトレーニングし、人の脳が持つ言語能力を引き出します。英語で聞き、英語で考え、自分の言葉として自然に英語が話せる、それがGabbyメソッドの力です。
*東京大学と共同特許出願済
言語脳科学に基づいたアプローチで、英語スピーキングスキルを習得。
自分の言葉として自然に英語を話すために必須となる
「文を生み出す力」「英語情報への瞬発力」「伝わる音を作る力」
を獲得できます。
言葉を組み立て
自然な文を生み出す力
英語情報への
脳の瞬発力
伝わる音・リズム・抑揚で
表現する力
言語学者ノーム・チョムスキー*が提唱する「普遍文法(人には言葉を身につける能力が生まれながらにして備わっている)」という理論を基に開発した、世界初の発話トレーニングです。頭の中で文を完成させてから話すのではなく、自分が発言したい内容に合わせて、単語や句を一つひとつ付加し、文を組み立てながら発話できるようにします。
*マサチューセッツ工科大学(MIT)の言語学・哲学科名誉教授
例えばスポーツや楽器演奏において、考えることなしに「正しいフォームでスウィングできる」「勝手に指が動くように演奏できる」のは脳科学で定義される「手続き記憶(長期記憶)」を獲得しているためです。Gabbyではこのしくみを英語スピーキングスキル習得に応用。反復練習によって「手続き記憶」を獲得し、脳を省エネ状態へ。その結果、コミュニケーションの質を上げることに頭の中で英語を日本語へ翻訳することなく英語のまま捉え、即応する瞬発力を身につけます。
英語独自の発音矯正はもちろんのこと、単語や文の構造による音の変化や強弱のルール、また発話のリズムを身につけます。誰にでも理解されやすい自然な発音と抑揚で話せるようになり、表現力が向上します。
人間の脳には、言語獲得のメカニズムが生まれつき備わっています。生まれたばかりの子供はその能力を発揮して、育った環境で話されている言葉「母語」を自然に獲得していきます。その脳の仕組みに沿って開発されたGabbyメソッドでトレーニングをすることで、成人でも自然に、日本語(母語)と同様に英語(第二言語)を話せるようになるのです。
Gabby Academy社と私が共同で開発したメソッド「Neuro-Language Training」は、私が長年研究してきた言語脳科学のアプローチに基づいたもので、脳内の「文法中枢」に直接働きかけ、脳が言葉を生み出す仕組みを活用しています。
第二言語を習得しようとする際、いくら単語や文法理論を学習してもその処理はできるようにはなりません。言葉を自分のものとして自由に使えるようになるためには、この「文法中枢」がもつ言語能力を引き出し、自然に言語を身につけることが重要です。
そしてこのような言語能力は、本来他者から教わるものではなく、Gabbyメソッドのような、適切なトレーニングでのみ身につけることができるのです。
また、Gabbyの学習プログラムはコンピュータを活用して、言語能力を引き出すのに十分な量の自主トレーニングができるよう設計されています。さらに英語ネイティブスピーカーからのフィードバックを効果的に組み合わせることで、人の脳が本来持っている言語を習得する能力を、効果的に引き出していきます。
今後も言語脳科学の研究を重ね、Gabby Academy社とともに、多くの日本人が「自分の言葉」として自由に英語を話せる未来を目指します。
東京大学 大学院総合文化研究科 相関基礎科学系 教授
生物物理学・脳神経科学・言語学等の異分野の研究経験を持ち、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)で
ノーム・チョムスキーに師事し、人間の言語能力の解明を目指す言語脳科学者
著書
『チョムスキーと言語脳科学』 (インターナショナル新書)
『言語の脳科学―脳はどのようにことばを生みだすか』(中公新書)