実は、自信にあふれ堂々と話すプレゼンターこそ、聞き手の立場になって内容を構成し、言葉を選び、タイミングを熟考したりと、強いメッセージを伝えられるよう事前準備に念入りに時間をかけているものです。
そこで本記事では、あなたの英語でのプレゼンを成功に導く秘訣8選をご紹介します。
ビジネス英語プレゼン成功の秘訣8選
1. 準備をする
一見当たり前のことのように思えますが、やはり一番大事なのはこの事前準備。どんな内容や人数へ向けてのプレゼンであっても、準備することを怠ってはいけません。
以下に、事前準備のコツをご紹介します。
どのようなプレゼンをするかは、聞き手によって異なります。
相手は同僚なのか、新入社員のグループなのか、それとも潜在顧客なのか。聴衆のことを考えることで、彼らの心をつかむプレゼンを準備することができます。
予期せぬ質問に備える
あなたはプレゼンする内容についてよく理解しているはずですが、聞き手はそうではありません。
彼らは思いもよらない質問をするかもしれません。事前にある程度の質問内容を想定しておくことで、事態に備えることができます。
2. 聞き手を惹きつける
プレゼンテーションを始めるとき、聞き手を惹きつけることが重要です。聞き手の心を掴んで、メイントピックに耳を傾けてもらう必要があります。
プレゼンテーションを始める際には、次のような有効な手段が使えます。
■ トピックに関連したジョークを話す
■ 質問を投げかける
■ 相手を驚かせるような話題を出す
■ 著名人のことばを引用する
どのようにプレゼンテーションを始めるにしても、聞き手やプレゼンのメイントピックにとって意味のあるものがベストです。
3. サインポストを使う
サインポストという言葉をご存知でしょうか?
これは、あなたのプレゼンテーションがどこに向かおうとしているのかを聴衆に伝えるフレーズを指します。これによって、聞き手は話がどのように展開されるのかが分かります。
以下のフレーズは、英語でのサインポストの例です。
新しいことについて話し始める
Let’s move on to . . .
Turning to . . .
アイデアをより詳しく説明する
To go more in depth . . .
I’ll expand on that . . .
メイントピックから外れた話しをする
As an aside . . .
This is just a side note . . .
先に述べたことを参照する
Let’s go back to . . .
Remember when I said . . . ?
重要なポイントを繰り返す
I’m going to repeat that . . .
I’d like to say that one more time . . .
要約する
To recap . . .
In closing . . .
To finish up . . .
4. 画像やグラフィックを取り入れる
効果的なプレゼンテーションを行うには、写真や図表などカラフルなビジュアルエイドを多用したスライドを使用しましょう。様々なビジュアルを盛り込むことで、以下のことが可能になります。
■ 聞き手の興味を引く
■ 論点を強調する
■ 聞き手の理解を助ける
■ 情報を覚えやすくなる
もちろん、画像やイメージは慎重に選んでください。トピックに関係がなかったり付加価値のないビジュアルを使っても、混乱したり、気が散るだけです。
5. 双方向コミュニケーションを維持する
優れたビジネスプレゼンテーションは、発表者と聞き手の双方にコミュニケーションがあるものです。それを維持する方法をいくつかご紹介します。
■ 意見を聞く
■ 質問する
■ 質問を促す
■ ディスカッションを行う
■ 部屋の中を移動して、人々の注意を引く
■ 最後に質疑応答(Q&A)を実施する
一つの明確なテーマにこだわる
英語でのビジネスプレゼンテーションは焦点を絞ることが大切ですので、あまり多くの内容を詰め込みすぎないようにしましょう。一度のプレゼンテーションで多くのトピックを盛り込むと、聴衆の関心を失うことになります。いくつかのトピックを上手に紹介するよりも、1つのトピックを上手に紹介する方が、より成功へ近づくでしょう。
自分の言いたいことは必ず伝えるという目的を見据え、プレゼンテーションの準備や練習をするとき、次のような質問を自分に投げかけてみてください。
■ このプレゼンテーションの目的は何か?
■ この情報は聞き手にどのように役立つのか?
■ このポイントは明確か?
このような質問を心がけることで、明確でわかりやすいプレゼンを展開することができます。
7. 自分をよく見せる
プレゼン内容について興味を持たせることが重要であるのと同様に、自分をうまく表現することも必要です。声とボディランゲージについて注意すべき点をいくつか紹介します。
■ 自分らしく(自然に振舞う)
■ 顔の表情を意識する
■ 自信に満ちたオープンポーズをとる
■ 全員に聞こえるようにはっきりと大きな声で話す
■ アイコンタクトをとる
■ 早すぎず、遅すぎず、話す
■ 音量や声のトーンを変える
自分の悪い癖を自覚するのは大変なことです。人前でプレゼンの練習をして、改善点を指摘してもらうのが効果的でしょう。
8. 分かりやすく伝える
これは最後のポイントですが、最も重要でないことは確かです。
プレゼンテーションでは、自分をうまく表現することが必要です。
語彙の選び方や質問の仕方など、英語の使い方を見直すようにしましょう。そうすることで、聞き手があなたの話す内容について理解しやすくなります。英語力があれば自信にも繋がり、より効果的なビジネスプレゼンテーションが可能になります。
あなたのメッセージをしっかりと伝えよう
いかがでしたか?
ただでさえ大変なプレゼンが英語となると、より緊張するものですよね。上記のようなコツやポイントをおさえておけば、あなたのビジネスを円滑に進めるための良いプレゼンが行えるでしょう。
Gabby Academyでは、プレゼンで使用する英語フレーズに加え、英語ネイティブが日常的に使うフレーズや単語を脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます。
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