2024.04.23英語ビジネス

気まずい沈黙を避けよう!英語の会話で間をつなぐ「つなぎ言葉」9選

言いたいことが英語でパッと出てこないとき、無言になってしまう…。こんなこと英会話ではあるあるですよね。

日本語であれば「あの」や「えーっと」にあたるフレーズを即座に使いますが、英語にもこのような会話の間を埋める「つなぎ言葉」(gap filler)がいくつも存在します。
本記事では、ネイティブが会話の沈黙を避けるために使う「つなぎ言葉」を紹介していきます。

会話の間に役立つ「つなぎ言葉」


Uh/Umm

ー うーん/えーと


少し考えこんでいるときや一瞬言葉に詰まったときには「うーん」「えーと」のような言葉を発しますよね。短い言葉ではあるものの、沈黙を避けるためにネイティブはこのフレーズを会話で頻繁に使用します。

A. Are you ready to order?
(ご注文はお決まりですか?)
B. Um, I need a few more minutes.
(うーん、もう少し待ってください。)

Well

ー えーと/そうだなあ


Wellも代表的なつなぎ言葉です。言葉に詰まったり、言いたいことがすぐに出てこないときに文頭や文中で使います。また、ちょっと言いにくいことを伝えたいときにも、言葉を濁すためにwellを使うことがあります。

Well, I couldn’t understand anything you said.
(えーっと、あなたの言っていることがまったく理解できませんでした。)

You know

ー ほら/えーと


言葉が出てこないときに、「ほら」「えーと」というように使います。また文末にYou knowを付けると、「~でしょ?」といった同意のニュアンスで使うこともあります。”~, right?”と同意の使い方です。

A. How was the coffee place on 3rd street?
(3番通りのコーヒー屋はどうだった?)
B. Well, the coffee was okay but they had, you know, some bad vibes.
(うーん、コーヒーはまあまあだったけど、ほら、雰囲気が良くなかったよ。)

Like

ー なんか


日本語でも「なんか」というクッション言葉を使うことがあります。英語ではLikeを使うことで同じ意味を示すことができます。

He always takes, like, forever to reply.
(彼はいつもなんか返信が遅いんだよね。)

So

ー さて/では/ということで


文頭にSoをつけると、「それでは」や「さて」という意味で使うことができます。話題を元に戻すために注意を引くようなイメージでSoを使います。

So, how was your long weekend?
(それで、長期休暇はいかがでしたか?)

I mean

ー つまり/いや/というか


自分の発言した内容をまとめたり補足するとき、あるいは強調するときなどに使う表現です。文頭で使えるほか、文中でも使うことができます。

I mean, he’s a good coworker, but I just don’t like him.
(つまり、彼は良い同僚なんだけど、僕は彼のことが好きじゃないんだ。)

can you pass me the salt? I mean, the pepper.
(塩をもらえる?あ、やっぱり胡椒で。)

Let me see

ー えーと/どれどれ


直訳では「私に見せてください」となりますが、会話中では「えーと」「どれどれ」といった意味で使われます。会話の最中に考える時間がほしいことを相手に伝えるために使う表現です。

A. Are you available next Saturday or Sunday?
(来週土曜日か日曜日空いてる?)
B. Let me see…I’m free on Saturday.
(えーっと…土曜日なら空いてるよ。)

kind of

ー ちょっと/なんか


日本語でもストレートな物言いを避けるときに頻繁に使う「なんか」や「ちょっと」は英語ではkind ofにあたります。 文中に置いて、「なんか」「ちょっと」のようなクッション言葉として使うほか、「~のような感じ」というように言葉を濁す際にも使われます。

I’m kind of feeling under the weather these days.
(近ごろちょっと体調が良くないんだ。)

How to put it?

ー どう言えばいいのかな


”How to put it?”は「どう言えばいいのかな」という意味のフレーズです。間を置きたいときや言葉に詰まってしまったときに間を埋めるために使用します。

How to put it? This taste is addictive anyway.
(どう言えばいいのかな。とにかくこの味はクセになるんだよ。)

つなぎ言葉を自然に使いこなそう


いかがでしたか?
英語を話していると、どうしても言葉に詰まってしまうことや、伝えるのに時間がかかってしまうことがあると思います。そんなときは本記事で紹介したつなぎ言葉を使って気まずい時間を埋めていきましょう。

また、Gabby Academyでは英語を話すのに必要な英語表現が自然と習得できるよう、脳科学的アプローチに基づくトレーニングを、英語ネイティブコーチ伴走のもと行います。
言語脳科学に基づく実践英語力開発メソッドを搭載したセルフ・トレーニングと、有資格の英語ネイティブコーチとのオンラインセッションが体験できる14日間の無料トライアルを、まずはお試しください。


© Gabby All rights reserved.