「今日の仕事は終わり!」こんなとき英語で何といえばいいか分かりますか?
何かしていることを終わらせたり中断するときに使える英語表現はたくさんあるので、今回は英語ネイティブがよく使用する「終わりにする」という意味の英語表現を見ていきましょう。
「終わりにする」のさまざまな英語表現
call it a day
call it a dayは「仕事終わりにする」「切り上げる」という意味で使われます。
「それを一日と呼ぶ」という直訳が転じて、「(今日は)これでお終いにする」という意味で使われるようになりました。主に仕事を終わりにする時に使われますが、会議を中断する際にも使うことができるビジネスシーンで頻出のフレーズです。
“call it a night”という表現も同じ意味で使われることがありますので、併せて覚えておきましょう。
I worked overtime last night, so I’m going to call it a day.
昨晩は残業したから、今日はこれでお終いにしよう。
pack in
仕事や習慣など何かをやめるときや、引退するような際に使うのがpack inです。
”Pack it in!”なんて言うと、「止めて!」というニュアンスで使うことができます。
She decided to pack in her job when the project reached the end.
プロジェクトが終了したところで、彼女は仕事を辞めることにした。
quit (something) cold turkey
なかなか止められない悪い習慣を断ち切ることを意味するquit cold turkey。
麻薬の禁断症状から生まれたとされる少し怖い表現ですが、現在は喫煙や飲酒、ジャンクフードなど何か良くない習慣をキッパリやめることを表すのによく使います。
My husband had been trying to quit smoking cold turkey for a year but couldn’t, so he decided to cut down little by little.
夫は1年前から禁煙しようとしたけどダメだったから、少しずつ減らしていくことにしたの。
call it quits
call it quitsは仕事や習い事など、これまで続けてきたことをを放棄したり、諦めるというような時に使用します。
他にも、喧嘩をやめる・引き分けにするといった使い方や、結婚やお付き合いをやめる(=「別れる」)、という時にも使うことができます。
I was fed up with my job and called it quits at last.
仕事に嫌気がさして、ついに辞めたんだ。
knock off
knock offは「仕事をお終いにする」「中断する」という時に使います。特に、一日の仕事の終わりに使われることが多いのが特徴です。
“Knock it off!”というフレーズで、「いい加減にして、やめて」という意味で使うこともあります。
I’ll knock off on time for today as going to a baseball game.
野球観戦に行くから、今日は定時で上がるよ。
scratch
scratchは「予定していたことを取りやめる」「キャンセルする」という時に使われます。
元々は、何かの表面を傷つけたり削ったりすることを指すscratchですが、予定を傷つけたり削るという意味でcancelと同義語で使われています。
We had to scratch the plans for the Christmas holiday due to the pandemic.
パンデミックの影響で、クリスマス休暇の予定を取りやめざるをえなかったの。
scrap
予定や政策を「キャンセルする」や「反故する」という時に使うのがscrapです。
もともとは金属のくずなどを意味するこの単語は、動詞として上記のような意味で使うことができます。
MMO Bank will scrap its cashless payment card service in 2022.
MMO銀行は、2022年にキャッシュレス決済カードのサービスを廃止する。
まとめ
いかがでしたか?
Gabby Academyではcall it a dayのような英語ネイティブが日常的に使うフレーズを脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます。
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