2024.05.08英語ビジネス

英語で否定するには?相手の意見に反対するときに使える英語の否定フレーズ

英語で相手の意見に反対・否定するとき、一歩間違えれば相手にきつい印象を与えてしまうことも。 英語には状況に合わせて使える様々な否定のフレーズがあるので、それを使いこなし上手に相手の意見に反対しましょう。

そこで今回は否定をするときに使える英語フレーズをご紹介します。

否定のフレーズ


No way.


「まさか」という意味でよく使われるNo wayは、相手の意見を否定する際に「ありえない」という意味で用いられます。
強めの否定的ニュアンスを持つため、相手にキツイ印象を与えないよう、声のトーンなど言い方には注意しましょう。
また、フォーマルな場では使わず、カジュアルな会話の中で使うようにしましょう。

A. Do you have work on Christmas?
(クリスマスは仕事するの?)
B. No way! I’ll definitely take a vacation.
(ありえないよ!絶対に休暇を取るよ。)

Absolutely not.


「絶対にダメ」「とんでもない」のように、相手が言ったことに対して強く反対したりきっぱりと断る時に使います。
また、Noを前に付けて「No, absolutely not.」のようにNoを強調するために使うこともあります。

A. Should we accept their proposal?
(彼らの提案をのむべきかな?)
B. Absolutely not. That’s unreasonable.
(絶対ダメだ。納得できない。)

Not necessarily.


“Not necessarily”は「必ずしもそうではない」のように、主に議論や意見を述べる際に使用されます。
相手の意見が完全に正確ではないことや、他の可能性があることを示すことができます。

A. Should I add up the data every morning?
(毎朝データを集計すべきでしょうか?)
B. No, not necessarily.
(いいや、必ずしもその必要はないよ。)

I have a different perspective.


”I have a different perspective.”は直訳で「異なる視点を持っている」となります。これは、相手に対して自分は異なる見解や意見を持っていることを述べるのに使えるフレーズです。

I have a different perspective. Let me express my opinion on this matter.
ー 私は異なる見解です。この件について意見を述べさせてください。

I don’t think so.


「そうは思わない」という意味で使えます。相手の意見や質問に対して「No」と答えたいときに、「I don’t think so.」 を使うと角を立てずにやんわりと否定できます。

A. This cake is not that sweet and it’s delicious.
(このケーキはそんなに甘くなくて美味しいよ。)
B. I don’t think so. It rather tastes too sweet.
(僕はそうは思わないな。むしろ甘すぎるね。)


部分的な否定のフレーズ


That’s not always true.


”That’s not always true.”は「そうとも限りません」という意味で使われます。
”not always true”は 「常に真実ではない」=「真実とは限らない」というように表現できます。not alwaysは部分否定といって、「必ずしもそうとは限らない」という部分否定をする際に使うフレーズです。

A. You always look so happy.
(君はいつも幸せそうだね。)
B. No, That’s not always true.
(いいや、いつもそうとは限らないよ。)

I’m afraid I don’t agree.


I’m afraid I don’t agree. は、「残念ながら同意できません」「申し訳ありませんが、反対です」という意味で使われます。相手の意見に反対するときに、”I’m afraid”のクッション言葉を付けることで、否定のニュアンスをやわらげることができます。

A. I think we should go with Kevin’s plan. Do you have any arguments?
(ケビンの計画で進めたいと思います。異論はありますか?)
B. I’m afraid I don’t agree.
(申し訳ないですが、私は反対です。)

I’m not sure about that.


「それについてはよく分かりません」「それはどうかな」という意味で、やんわりと相手の意見に対して反対するフレーズです。 フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える表現です。

A. I wonder if Amy will call me back today.
(今日中にエイミーは折り返し電話してくるかな。)
B. I’m not sure about that. She’s in meetings all day today.
(それはどうかな。彼女は今日一日中ミーティングに入ってるから。)

I see your point, but …


”I see your point, but…”は「あなたのおっしゃることも一理ありますが」や「おっしゃってることは分かりますが」のように使われます。
相手の言い分に同意する一方で、必ずしも完全に同意しているわけではないことを示すのに用いられる表現です。

I see your point, but I don’t find it convincing enough.
ー 言いたいことは分かるが、説得力に欠けます。

I understand where you’re coming from, but…


「仰ることはわかりますが」「言っていることはわかりますが」という使い方をします。
”I understand where you’re coming from.”は直訳すると、「あなたがどこから来ているか理解しています」という意味です。ここから転じて、相手の意見に理解を示していることを伝えるのに使うことができます。

I understand where you’re coming from, but I have a different opinion.
ー あなたの仰っていることは分かりますが、私は違う意見です。


否定のフレーズを使いこなそう


いかがでしたか?
否定表現は一歩間違えれば相手に強い印象を与えてしまうことも。状況に合わせてフレーズを使いこなし、上手に相手の意見に反対しましょう。

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