2024.01.21英語学習・フレーズ

英語スピーキング時に意識しよう!会話の正確性がアップする5つのポイント

英語を話すとき、正確さにこだわるよりも少々の間違いは恐れずテンポよく話す方がネイティブにとって喜ばしい話し相手です。

しかし、そうはいってもせっかく英語を話しているのですから、間違いはできるだけ減らしたいもの。以下のポイントに少し意識を向けるだけで、英会話の正確性をアップさせましょう。

前置詞


一般的に前置詞は名詞と一緒に使われ、方向や場所、時間など幅広いものを表します。英語にはたくさんの前置詞があるので、時には間違った前置詞を使ってしまうこともあるかもしれません。

以下は会話でよく使われる代表的な前置詞です。

方向


「方向」を示す前置詞は「to」です。
目的に向かって進み、最終地点に到達するときにtoを使います。

I went to the shopping mall last weekend.
先週末はショッピングモールに行った


起点


ある一点を「起点」とするには「from」を使います。
開始地点や始まりをイメージする使い方をするため、「出発点」や「原因」を示すときにも使われます。

She sat across from me.
彼女は私の向かいに座った。


範囲


「範囲」を示すには「in」を使います。
ある空間の中にあるというイメージから、場所・期間・状態などあらゆるものの中にいることを指す時によく使われます。

I like to relax in the summer.
夏はのんびりするのが好きなんだ。


冠詞


‘a’ と ‘an’ や’the’といった冠詞も会話中で脱落しがちです。ですが、英語では名詞の前に適切な冠詞を置くことで、名詞の意味を正確に伝えます。

The


‘the’は定冠詞と呼ばれます。
この世に1つしかないものや特定の名詞を指すのに使用されます。’the’は単数名詞と複数名詞どちらでも使用できます。

You can see the moon clearly tonight.
今晩は月がよく見えるよ。


The students are listening English.
生徒達は英語を聞いている。


a / an


‘a’ と ‘an’は不定冠詞と呼ばれます。
これらの冠詞は、世の中に同じ種類のものが複数存在し、その中のある一つを指す場合に使います。
子音の前には’a’を、母音の前には’an’を使います。

My father is a doctor.
父は医者だ。


I saw an owl last night.
昨晩ふくろうを見た。


加算名詞/不可算名詞


一般的に、名詞とは人、場所、物のことですが、数えられるものもあれば数えられないものもありますね。英語学習者は、特に不可算名詞でよく間違いをします。

加算名詞


可算名詞とは、数えられる名詞のことです。
具体的には、「本」「ペン」「コップ」など明示的に数を数えられるものを指します。英語ではこれらの数を数えられる名詞は単数形か複数形かで表すことができます。

1 apple ➝ 14 apples
1 person ➝ 18 people


不加算名詞


不可算名詞は分けたり数えたりすることができない名詞のことです。
例えば、水などの液体、食材や感情などはっきりと数を数えることができない名詞が不可算名詞にあたります。これらの名詞を数えるには、以下のように具体的に説明する必要があります。

❌ 2 rices ➝ ✔️ 2 bowls of rice
❌ 1 oil ➝ ✔️ 1 spoonful of oil


主語と動詞の一致


主語と動詞の一致とは、主語の人称や数によって動詞の形を変えることを指します。
例えば、主語が単数の「cat」の場合は、「is」のような単数の動詞を使います。一方で、主語が複数の「cats」となる場合には、「are」のような複数の動詞を使い、文の主語と動詞の数を一致させます。

英語学習者はしばしば単数の一般動詞の最後に-sを付け忘れることがあります。以下の例を見ていきましょう。

She exercises every day.
彼女は毎日エクササイズしている。


Sheは単数形の主語ですので、動詞も単数形である必要があります。


分詞形容詞


分詞形容詞は、分詞を単体で意味の通じる形容詞のようにしたものです。
通常、-edや-ingで終わり、一見動詞のように見えますが実際は形容詞のような使われ方をします。

I’m excited because the party seems exciting.
パーティーが楽しそうだから、ワクワクしているんだ。


The class is boring, so they’re bored.
授業がつまらないから、彼らも退屈しているんだ。


まずは使いながら覚えよう


いかがでしたか?

英語学習者がスピーキングエラーを起こしやすい上の5つのポイントを意識するだけで、スピードを保ちながらも、正確性を上げられるはずですよ!

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