日常会話やビジネスシーンなど様々な場面で、kind ofを頻繁に聞いたことはありませんか?
実は、kind ofはクッション言葉として使われたり、自分の好みを表す際に用いるなどとても便利なフレーズ。だからこそ、英語ネイティブは会話中で気軽にこのフレーズを織り交ぜて使います。
今日は、そんなkind ofの頻出の使い方をご紹介します。
kind ofの意味と使い方
種類・カテゴリーを表す
種類やカテゴリーに属していることを表す最も一般的な表現です。
「a」を前に付け、「ある種の~」という意味を伴ったり、時には”my kind of~”(私好みの~)や”all kinds of~”(あらゆる種類の~)のように”kind of”の前に付く単語で意味が変わることがあります。
An iPhone is a kind of smartphone.
iPhoneはスマートフォンの一種である。
I watch all kinds of movie.
映画なら何でも観るよ。
Was he suggesting a kind of policy change?
彼は一種の政策変更を提案していたのだろうか?
好みや得意なことを表す
kind ofで「(誰かの)好み(得意なこと)である」と表します。
この場合は、my/your/herのような所有格をkind ofの前に置くのが特徴です。好きな人のタイプや、食事・音楽などのあらゆる嗜好を指すことができます。
I’m sorry, pop music is not my kind of music
申し訳ないんだけど、ポップミュージックは私の好みじゃないの。
My boss is not my kind of person. He is really a rude person.
ボスは僕の好きなタイプじゃないな。彼は本当に失礼な人なんだ。
I really like Hawaii! This is my kind of weather.
本当にハワイが好きだな!この天候が好きなんだ。
ストレートな言い方を避ける
日本語でもストレートな物言いを避けるときに頻繁に使う「なんか」や「ちょっと」は英語ではkind ofにあたります。
文中に置いて、「なんか」「ちょっと」のようなクッション言葉として使うほか、「~のような感じ」というように言葉を濁す際にも使われます。
I think I’ll pass to go to dinner. I’m kind of tired today.
夕食に行くのはパスしようかな。今日はなんだか疲れちゃった。
She’s kind of jealous that they have become such good friends.
二人が仲良しになったことに、彼女はちょっと嫉妬しているようです。
Tokyo is kind of like New York. It’s a very lively city.
東京はニューヨークの様な感じだね。とても活気のある都市だ。
曖昧な返事
曖昧な返事をする際に「そんな感じ」や「まあね」のようにkind ofの単体で使うことができます。
YesやNoと言い切らず、返事を濁したい場合によく使われます。
例:A. Have you finished work?
- 仕事終わった?
B. Kind of.
- 一応ね。
例:A. Did today’s business meeting go well?
- 今日の商談はうまくいった?
B. Kind of. It wasn’t bad.
- まあね。悪くなかったよ。
まとめ
いかがでしたか?
kind ofを使いこなせれば、ビジネスシーンでの英語表現の幅が格段に広がりますよ。
Gabby Academyでは英語ネイティブが日常的に使うフレーズを脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます。
言語脳科学に基づく実践英語力開発メソッドを搭載したセルフ・トレーニングと、有資格の英語ネイティブコーチとの2回のオンラインセッションが体験できる30日間の無料トライアルを、まずはお試しください。