海外で働く際にはもちろんのこと、外資系企業や英語を使うポジションでの転職でも、避けて通れないのが英語での面接。
英語で受け答えができるということは大前提ですが、あなたの良いところを最大限に印象付けるには、入念な面接準備が必要となります。

さて今日は、英語面接が控えている…という方もそうでない方も、英語面接突破に最低限必要な5つ準備事項をご覧ください。

英語面接突破の5つのヒント

1. その会社について知る

「当たり前のことを！」と思われた方もいたのではないでしょうか？それくらい必須の条件ですね。

面接の準備をするためには、下調べが必要です。その会社のホームページを見て、会社の歴史や理念など、どんな情報でもいいので、少し調べておきましょう。もし理解できない場合は、英語の辞書を使いましょう。

2. よくある質問を調べる

面接はそれぞれの会社ごとにもちろん異なりますが、英語面接にもよくある一般的な質問というのは存在します。大事な面接を受ける前に、よくある質問について時間をかけて調べておきましょう。

以下に、英語面接の場でよくされる質問の一部をご紹介します。

前職での仕事内容や経験を問われる質問です。
面接を受ける仕事に何らかの関連がある経験を述べるか、直接の経験がない場合は、これまでの仕事で身につけたスキルが新しい仕事にどう役立つかを英語で回答できるようにしましょう。

前の会社を退職した理由を聞かれています。
日本の就職面接同様、「上司と合わなかった」「給料が安かった」など、以前の会社に対するネガティブなコメントは避けましょう。

困難な経験とそれをどう乗り越えたかも英語面接でよく聞かれる質問のひとつです。
大きな問題である必要はありません。同僚との意見の相違や顧客からのクレームなど、問題が起きたときに冷静になり、明確に考える方法を知っていることを示せるようにしましょう。

あなたがいかにその会社に適した人物かを聞いています。
面接官は、なぜあなたを採用する必要があるのかを知りたがっているのです。会社の目標や文化にマッチした経験や資質を伝えましょう。そのためには、まずは事前のリサーチが欠かせません。

3. ボディランゲージを活用する

面接官が英語ネイティブや北米出身者の場合、ボディランゲージは非常に重要になります。
彼らは、誰かと話しているときの顔の表情、ジェスチャー、姿勢、アイコンタクトを重要視しています。自分が話をしていないときにもこうした体の動きや表情を意識することは非常に大切です。

面接で良い印象を与えるために、このボディランゲージを意識してみましょう。
特に北米の面接ではかしこまって緊張した様子を見せるより、ゆったりと腰掛け（特には美しく足を組んだりして）、リラックスした堂々とした姿の方が好まれます。

4. 質問事項を用意する

面接の最後に、いくつか質問をできるようにあらかじめ準備しておきましょう。
これは、あなたがその会社に興味があるということや、面接のために事前準備をしてきたことを面接官に示すことができます。

5. 練習する

英語面接に不安があるなら、とにかく練習あるのみ。
自分の考えを英語で即座に表現するのは、特に緊張している場面では非常に難しいですよね。面接のロールプレイをすることで、発音を練習し、必要な単語を覚え、質問と答えを考え、ボディーランゲージを完璧に近づけることができます。

もし信頼できる英語ネイティブの友人や知人がいるなら、彼らに面接練習をしてもらうことも手かもしれません。

準備がカギ

いかがでしたか？
次回の英語面接の前に、上記5つのヒントを試してみてください。準備に時間をかけることで、ストレスを軽減し、より自信を持って面接官に自分の答えを印象づけることができますよ。

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