日本と海外の会議の違い
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最低限の人数で行う
シンプルな言葉を使う
上下関係に関係なく発言する
英語の会議で司会をする時のフレーズ
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会議を始める
司会はタイミングを計って、本題に入るよう声を掛けます。
I believe we’re all here. Let us get started.
皆様お揃いですね。それでは会議を始めましょう。
Let’s get down to business.
本題に入りましょう。
「Shall we start / begin?」などと、直接「始める(start・begin)」という動詞を使っても構わないのですが、より自然な慣用句として、ぜひ「get started」という表現を覚えておいてください。
また、「仕事の話に入りましょう」という意味で「Let’s get down to the business.」という表現もよく使われます。
感謝の言葉
自己紹介
ごく簡単でいいので、自己紹介しておきましょう。
I’m Taro Yamada. I’m in charge of Marketing.
私の名前は山田太郎です。経理を担当しています。
I’ll be facilitating this meeting.
この会議の進行をつとめさせていただきます。
会議の目的・アジェンダを伝える
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会議がどのように進められるか、事前に伝えられることで、参加する側にとっても話を聞きやすくなります。
会議の目的
アジェンダ(予定)を伝える
Here’s our agenda for today.
今日のアジェンダです。
First, I’d like to start with A.
最初にAについて話します。
Then, we are going to talk about B.
次にBについて話しましょう。
Finally, we will discuss C.
最後にCについて話し合いましょう。
できれば、会議の内容はこのように3部構成にするとよいでしょう。聞きやすく、分かりやすい構成といえます。
所要時間を伝える
This meeting will be closed at about 3 o’clock.
3時ごろの終了を予定しています。
This meeting will take about 1 hour.
会議は1時間ほどの予定です。
会議中に使えるフレーズ
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Suzuki-san will take over from here.
では鈴木さん、お願いします。
Shall we move on to the next topic?
次の議題へ移りましょうか?
Do you have any questions or concerns so far?
ここまででご質問やご不明な点はありますか?
Is there anything we forgot to discuss?
他に気になる点などはありますか?
I think we’ve covered everything.
すべて話し終えたかと思います。
It’s about time.
そろそろお時間ですね。
最後のあいさつ
Thank you very much for your time.
お時間をいただきありがとうございました。
Thank you for your participation today.
ご参加ありがとうございました。
「Thank you for your time.(お時間をとっていただきありがとうございます)」という表現は、日常英会話でも頻出です。
ここでは、「Thank you」に「very much」を添えることで、ビジネスシーンでのよりフォーマルな態度を表しています。
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英語の会議に参加する時に役立つフレーズ
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スモールトーク
会議の前のスモールトークで使える表現を少し紹介します。
How are you doing these days?
最近はいかがお過ごしですか?
I’ve heard a lot about you.
お噂はかねがね。
Are you still working at the Sales Department?
今も販売部門に所属されているのですか?
What do you like to do in your free time?
ご趣味は何ですか?
ただ、会議本番中は、会議に関係ないことは話さないのが英語会議のマナーです。
司会が会議の開始を告げたら、会議の内容に集中しましょう。
質問をする
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しかし、聞き取れない英語があって、不明点を不明点のままにしてしまうと、のちの業務に支障が出てしまいかねません。
英語が苦手な人ほど、積極的に質問をすることをおすすめします。
例えば、話の途中で話の腰を折ってしまうことは、日本では望ましくないこととされますが、英語会議の中では、日本ほど気にすることはありません。
話をさえぎる時は、以下のような表現を使います。
May I interrupt?
ちょっといいですか?
日本語の「すみません」を訳して「Excuse me.」と話をさえぎるのはかなり不自然なので、「interrupt」を使うようにしましょう。
そして、以下のような表現を使って、相手に不明点をしっかり聞きましょう。
Could you say that again please?
もう一度言っていただけますか?
I’m not sure I understand. Do you mean XX?
ちょっとわからないのですが、それはXXという意味ですか?
Could you give us some more details?
もう少し詳しく説明していただけますか?
自分の意見を述べる
日本の会議では「空気を読んで発言しない」ことが美徳とされがちですが、海外では、「自分の意見を主張しない人間」は「主体性のない無能な人間」とみなされてしまう可能性があります。
ただ、他者を傷つけるような発言はNGです。相手を尊重しつつ、自分の意見をしっかり発信していく「バランス感覚」が重要です。
会議で意見を発信する際は、まず以下のような表現を使います。
May I say something here?
ちょっといいですか?
Let me comment on 〇〇.
〇〇についてコメントさせてください。
具体的な意見を述べる際には、以下のような表現も活用してください。
In my opinion, …
私の意見は……
From the point of view of the Sales Rep, …
…営業マンとしての私の観点からすると……
It seems to me that…
……だと思います。
It might be the case that…
……という可能性もあります。
英語会議では、積極的に自分の意見を発信することが求められますが、感情に任せてものを言うのではなく、論理的かつ客観的な言い回しをすることが重要です。
相手に意見を求める
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相手に意見を求める
What do you think about this point?
この点についてどう思われますか。
Can I get your opinion?
あなたの意見をお伺いできますか。
「どう思われますか」と尋ねる時、日本人は「How~?」を使いがちですが、「What」を使うのが適切です。
また、「opinion(意見)」という単語は英語の会議で頻出です。ぜひ覚えておきましょう。
賛成・不賛成を伝える
ただ、相手に不快な思いをさせないよう、言葉を選ぶことも大切です。
I agree with you, 〇〇.
〇〇さんに賛成です。
I’m afraid I disagree with this idea.
あいにく、その意見には賛成できません。
「賛成できません」と言う時、「I disagree.」と言っても通じますが、ちょっと角の立つ言い方になってしまいます。
「I’m afraid…(残念ですが……)」などの表現をうまく利用しましょう。
また、「半分賛成で半分反対」のように言いたい時は、以下のような表現が使えます。
You have a point there, but …
その意見には一理ありますが、ただ……。
英語でのオンライン会議で使えるフレーズ集
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オンラインミーティングでも、対面での会議と使う言葉は同じなのですが、この章では、オンラインミーティング特有の表現を紹介します。
Zoomなどを利用したミーティングでしばしば行われるのが「画面共有」ですよね。
英語では以下のような表現を使います。
Let me share my screen.
画面を共有させてください。
Would you mind if I share my screen?
画面を共有してもいいですか?
また、海外からの発信では、インターネット接続が不安定なこともありますよね。
接続や機器のトラブルについては、以下のような表現が使えます。
Sorry, my internet connection is unstable.
すみません、ネット環境が不安定です。
I’m having a technical problem.
機械の調子が悪いようです。
The connection is not well, we cannot hear you well.
通信がよくなくて、声がよく聞こえません。
オンラインミーティングにおいても、自身の意見を適切に発信し、相手を傷つけないバランス感覚を心がけましょう。
英語会議のコツ
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事前にしっかり準備をする
会議の資料などを読み込んで、完全に理解できるようにしておいたり、疑問点や発言したい点をあらかじめメモしておくとよいでしょう。
発言したい内容は、メモをもとに実際に声に出して練習するのがおすすめです。ただ、英文を暗記するのではなく、ポイントだけをおさえて、柔軟に発言できるようにしておくとよいでしょう。
事前にしっかり準備をしておけば、それだけ自信を持って英語会議に臨むことができます。
積極的に質問する
英語に自信のない方は、会議で質問したり発言したりするのがためらわれるかもしれません。
しかし、英語に自信のない人ほど、会議で積極的に質問するべきなのです。
日本の会議では、「空気を読んで発言しない」「文脈から察する」ことが美徳とされる傾向にありますよね。
しかし海外の会議では、参加者一人一人が議論することを目的としています。
英語を聞き取れなかったからといっても、分からないことを分からないままにしておくのではなく、きちんと質問して疑問がないようにしておきましょう。
会議の後に疑問点を提示しても、「どうして会議中に質問しなかったの?」と思われてしまいます。
まして、相手に何を聞かれているか分からないのに「Yes」といってしまうのは絶対にNGです。
シンプルな英語表現を使う
英語の会議には、様々なバックグラウンドを持った人々が参加しています。英語を母国語としていない人がいる可能性もあります。
日本人好みの遠回しな表現を使ったり、英語独特のネイティブな表現を使ったりすると、誤解を生んだり、質問事項が増えたりすることになりかねません。
会議を円滑に進めるには、分かりやすくシンプルな英語表現を使うのがおすすめです。
まとめ
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事前に資料を読み込んだり、疑問点や発言したい内容をメモしておいて、実際に声に出して練習しておきましょう。
また、英語力の面でも、ネイティブスピーカーの友人を見つけて練習相手になってもらうなどして、普段から準備をしておくのが効果的です。
もし、ネイティブスピーカーの知人がいなかったり、ロールプレイがうまくいかなかったりした場合は、プロの手を借りるのもおすすめです。
英語コーチングサービス「ギャビーアカデミー」では、日本人コーチとネイティブコーチがタッグを組んで英語学習をバックアップします。
グローバル人材を育成するため多くの企業に採用されているギャビーアカデミー。ネイティブコーチは英語会議に関する相談相手としてぴったりです。
事前にしっかり準備をして英語会議に臨めば、大きな失敗をすることはないでしょう。
小さな失敗はあるかもしれませんが、そのような失敗を積み重ね、場数を踏むことで、英語会議も怖いものではなくなっていくでしょう。
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