2023.03.10英語ビジネス

英語でのクレーム対応で使える!踏むべき5つのステップとお役立ちフレーズ集

英語で仕事をしている人なら、取引先や顧客からのクレーにを対処しなければならないこともあるかもしれません。 そんな時、皆さんはどんなステップやフレーズで対応していますか?

適切でない順序を踏んだり表現を使ったりすると、相手へさらに悪い印象を与えてしまうことも。一方で、スマートで誠意ある対応ができれば、その顧客の満足度を極端に下げることなく取引が継続できるかもしれません。

そこで今回は、英語でのクレーム対処の仕方と、実際に使えるいくつかの英語フレーズをまとめました。もしクレームに対応しなければならなくなったら、本記事の内容を参考にしてみてくださいね。

クレームに英語で対応する方法


ステップ1:顧客の主張を聞き、認める


顧客が製品やサービスに不満を持っている場合、同意するかどうかは別としてお客様の声を聞いていると感じてもらうことが大切です。以下の様な表現を使って対応を始めてみましょう。

I appreciate . . . [the customer’s feelings]

~(顧客の心情を)を察する


I appreciate how frustrated you must be after having been overcharged for the car repairs.
— 車の修理代を高額に請求され、どれほどご不満を感じているかお察しいたします。

I understand . . . [the situation]

~(状況を)を理解する


Thank you for bringing this to my attention. I understand that you’re unhappy with the service you received.
— お知らせいただきありがとうございます。サービスご満足いただけていないことと存じます。


ステップ2: 状況をより詳しく知る


何が起こったのか、なぜ顧客が不満を抱えているのかを完全に理解するために、以下の様な表現や例文を用いて質問を投げかけることが重要です。

Can you tell me more about . . . ?

~について詳しく教えていただけますか?


Can you tell me more about what happened when you called our service department?
— サービス部門にお電話されたときのことを詳しく教えていただけますか?

Could you please clarify . . . ?

~を明確にご教示いただけますか?


I want to make sure I understand the situation. Could you please clarify what the sales associate told you after you purchased the item?
— 状況を理解するために確認したいことがあります。商品購入後に販売員から何と言われたか詳しくご教示いただけますか?


ステップ3: 謝罪する


顧客からの詳細な情報を把握したら、謝罪して「理解してくれている」「真剣に考えてくれている」と思ってもらえるようにしましょう。

I’m very/really/truly/sincerely sorry about . . .

~ついては本当に申し訳ございません


I’m sincerely sorry about the major inconvenience this has caused you.
— この度は多大なご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。

I’m sorry to hear that . . .

~を大変残念に思います


I’m sorry to hear that you cancel the membership.
— メンバーシップをキャンセルされるとのこと、残念に思います。

I apologize for . . .

~をお詫びする


I apologize for the five-week delay in receiving your new dishwasher.
— 食洗器の受け取りが5週間も遅れたことをお詫びいたします。

Please accept my apologies for . . .

~にお詫び申し上げます


Please accept my apologies for the unsatisfactory service you received.
— 満足のいくサービスを受けられなかったことをお詫び申し上げます。


ステップ4:解決策を練る


問題によっては、すぐに解決策を提示できるかもしれませんし、顧客に別途連絡をする必要があるかもしれません。いずれにせよ、あなたが行動を起こすことを確実に伝えることです。

I’ll speak to my manager to . . .

~を責任者と話をします


I’ll speak to my manager to see how we can compensate you for the trouble.
— マネージャーに相談して、どのように補償できるか検討します。

I’d like to offer you . . .

~を提案します


I’d like to offer you six months of free admission to our fitness centre.
— 私どものフィットネス・センターに6ヶ月間無料でご入会いただけます。

I will . . .

~するつもりだ


I will speak to the employee who was working that day to ensure this doesn’t happen again.
— 二度とこのようなことが起こらないよう、当日勤務していた従業員と話をいたします。


ステップ5:フォローアップする


解決策を提示した後は、その結果に満足しているかどうかを確認するために、以下の様なフォローの連絡を取るの良いでしょう。そうすることで、お客さまを大切に思っていることが伝わります。

I wanted to reach out to see . . .

~かどうか確認したくて連絡しました


I wanted to reach out to see if you’d received your replacement product yet.
— 代わりの製品が届いたかどうか確認したくて連絡しました。

I’m just following up on . . .

~についてフォローアップいたします


I’m just following up on the connectivity issues you were experiencing—is everything working okay now?
— 現在発生している接続の問題についてフォローアップさせていただきます。現在はすべて問題なく動作していますか?

Did everything work out with . . . ?

~はすべてうまくいきましたか?


Did everything work out with connecting to the Internet?
— インターネットへの接続はうまくいきましたか??

Please let me know if there’s anything else . . .

他に何かございましたらご連絡ください


Please let me know if there’s anything else I can do to rectify this situation.
— 状況を改善するために、何か他にできることがあればお教えください。


クレームには正しく対処しよう



お客さまが不満に思っている内容に関わらず、真剣に向き合い、力になりたいと考えていることを示しましょう。

話を聞き、理解し、より多くの情報を入手し、解決策を考え、フォローアップする。こうした正しいステップを踏むことで、顧客の満足度を高めることができます。


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