2022.12.09英語学習・フレーズ

about to と going to の違いを徹底解説|about to使い方の注意点も紹介

今まさに行おうとしていることや今後の予定を伝える時、どんなフレーズを使えば良いか悩んだことはありませんか?そんなときに役立つのがabout toとgoing toという二つの表現。どちらも未来のことを述べるのに使うことができます。

本記事では、覚えておくととても便利なabout toとgoing toの意味と使い方の違いを紹介していきます。

about toの意味と使い方


about toは「今すぐに~する」や「まさに~しようとしているところ」という意味で、直近の未来でしようとしていることを強調するのに使われるフレーズです。

例えば、「会議がまさに始まるところだ」と述べる時には、”The meeting is about to start.”のようにいうことができます。

それでは早速、例をいくつか見ていきましょう。


例文

Ben’s dog will run to the door, when he’s about to leave.
ベンの犬は、彼が帰ろうとすると、ドアのほうに走っていくんです。

Hurry! The concert is about to start.
急いで!もうコンサートが始まるよ。

The sky is getting darker. It’s about to rain.
空が暗くなってきた。雨が降りそうだね。


過去形で使う場合


about toを過去形にし、”I was about to…”のようにすると「まさに~をするところだった」という意味となります。何かをしようとしたけれど結果的にしなかった、または何らかの事情によりできなかったというふうに示すことができます。

例文

I was about to call my mother when she called me instead.
母に電話をかけようとしたら、母の方から電話がかかってきたんだ。

A. Have you checked all the files John sent? (ジョンが送ってきたファイル全て確認した?)
B. I was just about to do that. (ちょうど今やるところでした。)



協調する場合


about toの前に”just”をつけることで、「今すぐ」というニュアンスを強調することができます。

例文

I was just about to go home when the boss stopped me.
今まさに帰ろうとしていたところで上司に呼び止められた。

We’re just about to go for lunch. Would you like to join us?
まさにこれからランチに行くところです。ご一緒にいかがですか?



否定形の使い方は要注意!


about toは否定形の形”not about to”でも使うことができますが、肯定のときとは意味が全く異なりますので要注意。否定形の場合は、「~するつもりは全くない」「~する気にならない」という意味で使われます。

about toが「今すぐに~する」の意味なので、not about toは「~しようとしていない」となると考えないように注意しましょう。

例文

We are not about to return to the negotiating table.
我々は交渉のテーブルに戻るつもりはない。

I was not about to give up keeping a work-home balance.
仕事とキャリアの両立を諦めるわけにはいかなかった。

I’m not about to leave those who are in trouble.
困っている人を放っておくわけにはいかない。




going to との違い


going toも未来に行うことを示す表現という点でabout toと同義です。
但し、明確にいつ行うということは決まっておらず、漠然とした未来を示します。これからやろうとはしているけど、いつそれをするのかは定かではないという状況で使われます。

また、”tomorrow” (明日) や”next week” (来週) など、時を表す表現と併せて具体性を持たせることもできます。

例文

I am going to take a lunch break in an hour.
一時間後にお昼休憩を取るつもりだ。

It’s 8:00! You‘re going to late for work!
もう8時半だよ!仕事に遅れるよ!

I was going to tell you an important thing, but I forgot.
君に大事なことを伝えようと思っていたんだけど、忘れてしまったよ。



まとめ


いかがでしたか?

about toやbe going toを使いこなせれば、ビジネスシーンでの英語表現の幅が格段に広がりますよ。
Gabby Academyでは英語ネイティブが日常的に使うフレーズを脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます

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