しかし、「英語人材が必要だ」と言われても、現実味がわかないという人も多いと思います。
この記事では、英語人材が企業に求められる理由と英語を学習するメリットについて、具体的に解説します。
英語人材の評価
また、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会(IiBC)による「英語活用実態調査(2019年版)」によると、「今後のビジネスパーソンに重要な知識やスキル」と「社員に不足している・今後強化する必要がある知識やスキル」の両方で「英語力」が1位に選ばれています。
英語力はビジネスシーンで最重要スキルのひとつでありながら、不足しているスキルでもあると認識されていることが分かります。
英語人材が求められる理由
海外進出を見込む企業が増えている
国内マーケットの規模は縮小の一途をたどっていますが、海外に視野を広げれば、マーケットの規模は70億人以上にまで広がります。
日本企業にとって、世界に目を向けるのは必然的なのです。
そして海外進出には、海外企業との取引や、自社の外国人従業員とコミュニケーションが可能な英語人材が欠かせません。
海外進出を見込んでいる企業やすでに海外に進出している企業は英語人材を常に求めているのです。
国内企業でもグローバルな人材が求められている
また、接客業・サービス業以外の業種でも、海外の情報をいち早く入手できる英語人材は、言語面だけでなく、国際感覚の面でも重宝されます。
グローバルな視点を持つ人材という意味で、英語人材は国内企業でも求められているのです。
英語を話せるとビジネス面で有利に
さらに、「ビジネス」レベルの3割の英語人材が、英語が話せることが影響して「給与やボーナスなどの報酬が高い」とも答えています。
英語が話せると、給与などの面で好待遇を受けることからも、いかに英語人材が重宝されているかが分かります。
英語人材になるには
英語を身につけたくても、仕事が忙しくて学習時間が捻出できないというビジネスパーソンにおすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングでは、英語学習の方法だけでなく、時間の使い方も教えてもらえます。
また、独学で自分に合った学習方法を探すのは難しいですが、英語コーチングを利用すれば、 英語コーチがそれぞれの学習者に最適な学習法を提案してくれるので、貴重な時間のロスを最小限にできます。
留学やオンライン英会話などを利用する方法もありますが、忙しいビジネスパーソンに特におすすめしたいのが英語コーチングです。
英語を話せればいいというわけではない
一方で、TOEICで900点以上をマークしているからといって、英語で効果的なプレゼンができたり、会議で発言ができたりするわけではありません。
日本企業も、その事実に気づき始めているようです。
「英語人材」というと英語力に着目されがちですが、実は主体性や異文化理解力が必要不可欠となります。
海外には、その国ならではの国民性や風習、ものの考え方や価値観があります。現地の従業員を雇用する場合は、日本の常識を押し付けるのではなく、現地の習慣を理解したうえで事業展開していく必要があります。
また、国内企業が市場を海外に求める場合も、海外諸国の価値観を知ることは重要です。マーケティングリサーチを行い、現地の人に喜ばれる商品やサービスを提供していくことで、海外でのビジネスの成功につながります。
日本人としての確かな価値観を持ちつつ、海外の文化や考え方を柔軟に理解できる人材が必要とされているのです。
おわりに
英語人材としてグローバルに活躍できれば、就職・転職の幅が広がるだけでなく、現職での好待遇も望めます。
英語学習は、将来の自分への大きな投資です。お金と時間を割く価値は十分にあります。
この記事では英語コーチングサービスの利用をおすすめしました。ただ、どんな方法を利用するにせよ、英語学習は、本気で臨まないと意味がありません。
グローバル社会の中、自分の価値を打ち出していくために、英語人材としての自分を育てていくことを真剣に検討してみてください。