2024.12.28英語学習・フレーズ

英語で新年のあいさつを伝える時は何と言えばいい?ビジネスシーンで使えるフレーズ集

新年のあいさつは、日本のビジネスシーンでとても重要視されていますよね。
人間関係を強化することができたり、信頼を得ることができたりするだけでなく、新たなビジネスチャンスに出会えるかもしれません。

実は、海外においても新年のあいさつを重視する国は多いです。ただし、国によってスタイルが違うので、相手の国の宗教や習慣をよく知った上であいさつする必要があります。

この記事では、英語で新年のあいさつをどのように伝えたらよいか、適切な表現を紹介します。
国別の文化の違いも簡単に紹介するので、新年のあいさつを通じて人間関係を円滑にしたい方はぜひ参考にしてください。

英語ビジネスメールで新年のあいさつを送る

日本では年賀状で新年のあいさつを伝えることが一般的ですが、英語圏では感謝の気持ちを伝えるメールを送ったり、カードを送ったりするのが一般的です。

ここでは、新年のあいさつのメールで使える表現を紹介します。


今年もよろしくお願いします

英語には、「よろしくお願いします」の対訳がありません。
しかし、「Happy New Year」の後に以下のような表現を付け加えることで、「今年もよろしくお願いします」という気持ちを伝えることができます。

Wishing you a year of health, wealth, and happiness.
健康で幸せな一年になりますように。

May the New Year bring you peace and prosperity.
実りある新年になりますように。


昨年はありがとうございました

英語のメールで新年のあいさつをする時、最も重要なのが、「昨年の感謝を伝える」ことです。 例えば、「Thank you」を使って以下のような言い方ができます。 Thank you for your support last year. It was truly appreciated. 昨年はご支援いただき、本当に感謝しています。 Thank you for your partnership and trust in the past year. 昨年中のご協力と信頼に感謝いたします。 「Thank you」以外の言い方で感謝を伝えるには、以下のような表現があります。 I want to express my gratitude for your assistance throughout the past year. 昨年中はご支援いただきありがとうございました。 We are grateful for your collaboration and support over the past year. 昨年のご協力とご支援に感謝しています。 I extend my sincere thanks for your contributions and support in 2024. 2024年におけるご貢献とご支援に心から感謝申し上げます。 感謝の気持ちを伝える表現としては、「Thank you」以外に「be grateful」「express one’s gratitude」があります。 「ご支援」には「support」や「assistance」、「ご協力」には「partnership」や「collaboration」、「cooperation」といった言い方があります。 これらの表現をうまく使って、必ず「昨年の感謝の気持ち」を伝えましょう。


今年も一緒にお仕事ができるのを楽しみにしています

新年のあいさつのメールの締めとして、「今年も一緒に仕事ができるのを楽しみにしています」と付け加えると、人間関係の強化を図ることができます。

We look forward to working with you again this year.
今年もご一緒にお仕事ができるのを楽しみにしております。

そしてこのパートでも、いくつかのバリエーションを覚えておきましょう。

We look forward to another year of fruitful partnership.
さらなる実りあるパートナーシップの年を心待ちにしています。

I am excited about the prospect of working with you again this year.
今年も再びあなたと共に仕事ができることを楽しみにしています。

I anticipate another successful year of working together.
また一緒に成功を収められると期待しています。


英語で新年のあいさつをする際の注意点

ここでは、英語のビジネスシーンで新年の挨拶を伝える時に注意すべき点を解説します。


必ず昨年の感謝を伝える

日本の年賀状では昨年の感謝の気持ちを伝える習慣があまりないため、英語のNew Year Cardにおいても、「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」で終わらせてしまいがちです。

しかし、英語で新年のあいさつをする際には、昨年の感謝を伝えるパートが非常に重要になります。

既存のクライアントと今年も良好な関係を築いていくために、必ず感謝の気持ちを添えるようにしましょう。


相手の宗教や慣習に気を付ける

英語で新年のあいさつをする場合、相手がアメリカ人やイギリス人だけとは限りません。英語非ネイティブの相手に新年のあいさつを送る場合もあるでしょう。

新年のあいさつの習慣は、国によって大きな違いがあるので注意が必要です。

例えば、そもそも「お正月」を1月1日と考えていない国が多いのはご存じでしょうか。

中国系の方は、1月1日ではなく、旧正月(春節)に新年のお祝いをします。

インドでも、ヒンズー教のお正月にあたる「ディワリの日」は、おおよそ10月下旬〜11月上旬の新月の日です。

イスラム歴(ヒジュラ歴)の新年も、1月1日ではありません。

そのため、1月1日に新年のあいさつを伝えても、違和感をおぼえられるかもしれません。

英語圏でも、例えばアメリカやイギリスはクリスマスカードに新年のあいさつを含めてしまうことが多いです。

英語のビジネスシーンで新年のあいさつを行う場合は、相手の宗教や慣習を考慮して、適切な時期に適切なあいさつをするように心がけましょう。


まとめ

新年のあいさつをメールやカードで送る時は、必ず昨年の感謝の気持ちを添えることを忘れないようにしましょう。

「単調なつまらない人」と思われないよう、挨拶の表現にはバリエーションをつけることをおすすめしましたが、一番大切なのは、心のこもったメッセージを届けることかと思います。

心のこもったあたたかいメッセージであれば、多少の間違いは目をつぶってもらえると思いますので、まずは感謝の気持ちを忘れないようにしてください。


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