人間関係を強化することができたり、信頼を得ることができたりするだけでなく、新たなビジネスチャンスに出会えるかもしれません。
実は、海外においても新年のあいさつを重視する国は多いです。ただし、国によってスタイルが違うので、相手の国の宗教や習慣をよく知った上であいさつする必要があります。
この記事では、英語で新年のあいさつをどのように伝えたらよいか、適切な表現を紹介します。
国別の文化の違いも簡単に紹介するので、新年のあいさつを通じて人間関係を円滑にしたい方はぜひ参考にしてください。
英語ビジネスメールで新年のあいさつを送る
ここでは、新年のあいさつのメールで使える表現を紹介します。
今年もよろしくお願いします
しかし、「Happy New Year」の後に以下のような表現を付け加えることで、「今年もよろしくお願いします」という気持ちを伝えることができます。
Wishing you a year of health, wealth, and happiness.
健康で幸せな一年になりますように。
May the New Year bring you peace and prosperity.
実りある新年になりますように。
昨年はありがとうございました
今年も一緒にお仕事ができるのを楽しみにしています
We look forward to working with you again this year.
今年もご一緒にお仕事ができるのを楽しみにしております。
そしてこのパートでも、いくつかのバリエーションを覚えておきましょう。
We look forward to another year of fruitful partnership.
さらなる実りあるパートナーシップの年を心待ちにしています。
I am excited about the prospect of working with you again this year.
今年も再びあなたと共に仕事ができることを楽しみにしています。
I anticipate another successful year of working together.
また一緒に成功を収められると期待しています。
英語で新年のあいさつをする際の注意点
必ず昨年の感謝を伝える
しかし、英語で新年のあいさつをする際には、昨年の感謝を伝えるパートが非常に重要になります。
既存のクライアントと今年も良好な関係を築いていくために、必ず感謝の気持ちを添えるようにしましょう。
相手の宗教や慣習に気を付ける
新年のあいさつの習慣は、国によって大きな違いがあるので注意が必要です。
例えば、そもそも「お正月」を1月1日と考えていない国が多いのはご存じでしょうか。
中国系の方は、1月1日ではなく、旧正月(春節)に新年のお祝いをします。
インドでも、ヒンズー教のお正月にあたる「ディワリの日」は、おおよそ10月下旬〜11月上旬の新月の日です。
イスラム歴(ヒジュラ歴)の新年も、1月1日ではありません。
そのため、1月1日に新年のあいさつを伝えても、違和感をおぼえられるかもしれません。
英語圏でも、例えばアメリカやイギリスはクリスマスカードに新年のあいさつを含めてしまうことが多いです。
英語のビジネスシーンで新年のあいさつを行う場合は、相手の宗教や慣習を考慮して、適切な時期に適切なあいさつをするように心がけましょう。
まとめ
「単調なつまらない人」と思われないよう、挨拶の表現にはバリエーションをつけることをおすすめしましたが、一番大切なのは、心のこもったメッセージを届けることかと思います。
心のこもったあたたかいメッセージであれば、多少の間違いは目をつぶってもらえると思いますので、まずは感謝の気持ちを忘れないようにしてください。