「ミーティングを前倒しできますか？」「○○の予定を後ろ倒ししたいんだけど…」などと英語で言う場合、皆さんはどのような表現を思い浮かべますか？ ビジネスや日常生活問わず、スケジュールの変更は頻繁に起こり得ること。そんな時に使える英語フレーズを本記事ではご紹介していきます。

前倒しするとき

bring forward

「bring forward」は、bring (持ってくる) とforward (前方) という単語の組合わせで「前方に持ってくる」と直訳できます。
ここから、特定の予定やイベントを現在の日時よりも前に移動するという意味で使われます。例えば、会議やデッドラインを予定よりも早い日に変更する場合に使います。

move up

「move up」も予定を前倒しすることを意味しますが、上述のbring forwardよりもう少しカジュアルな表現です。また、昇進・昇格するというときや、物を物理的に上に移動するという意味でも使われることがあります。

advance

「advance」も「前倒しする」という意味で使われるフォーマルな表現です。予定や計画を前倒しする場合だけでなく、技術や知識の進展、キャリアの昇進など、広範な文脈で「進める」という意味で使われます。

後ろ倒しするとき

push (it) back

Push backには「後ろに押しやる」という意味があり、そこから転じて「延期する」という意味で使用されます。

決まっていた予定を後ろ倒ししたり、期限を延期するなど使われるフレーズです。ビジネスシーンや日常会話どちらでも使える表現です。

move back

moveには「移動させる」という意味があり、back (後ろに) という単語と組み合わせることで「後ろに移動する」という直訳となります。
ここから転じて、予定やイベントを後ろ倒しにするというシチュエーションで使うことができます。

postpone

「postpone」は、予定やイベントを後ろに延期するという意味で、もっともフォーマルな表現です。ビジネスや公式な場面でよく使われます。

どちらにも使える

reschedule

「reschedule」も、予定の変更をする際によく使われる動詞で、日本語でもよく使われる「リスケジュール（リスケ）する」にあたる言葉です。
英語でも「reschedule」は、元の予定を変更して新たな日時で「再設定する」「再調整する」ことを意味します。この表現はフォーマルからカジュアルな文脈まで広く使われます。

シチュエーションに応じて使い分けよう

いかがでしたか？
急な予定変更の依頼のときに使える「前倒しする」「後ろ倒しする」の英語のバリエーションを増やしていきましょう。

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