そこで本記事では、“so” と “very”、さらにはその他の協調表現についてもご紹介していきます。
Soの使い方
”So”は感情的に物事を強調する際に使われます。そのため、家族や友人などの親しい間柄で使われることが多い言葉です。
加えて、”so”は主観的で個人的な協調表現であるとされています。
話し手が”so”を使った場合は、話し手の意見や感情に基づいて強調をしているんだということとなります。
My husband makes me so angry!
夫にすごく腹が立ってるの!
That crosswalk is so dangerous. Everyone drives too fast.
あの横断歩道はとても危険だ。みんなスピードを出しすぎなんだよ。
veryとの違い
さて、”so”の同義語としてよく使われるのが皆さんもよくご存知の”very”。皆さんはこの二つをどのように使い分けしているでしょうか?
“so”は主観的で感情的なニュアンスを持つ表現であることは上述しましたが、一方で”very”は、客観的な「とても」を表します。
例えば、夏に外出して「とても暑い」というような事実を述べる場合に「very hot」と言うと、単にその状態(この場合は温度)の程度が高いことを客観的に述べていることになります。
また、”so”と違ってフォーマルな場面で使われることが多い強調表現です。
・so ⇒ 感情的・主観的な場面で使うカジュアルな「とても」
・very ⇒ 客観的な事実を述べる時に使うフォーマルな「とても」
The forecast is solid because it is based on very reliable data.
非常に信頼性の高いデータに基づいているため、予測は確かなものです。
He received very good feedback on his presentation.
彼のプレゼンテーションは、非常に良いフィードバックを受けた。
その他の協調表現
too
「~すぎる」のように、その修飾語が求めているものよりも多いことを意味する”too”。
“very”や”so”と異なり、ほとんどの場合、何かに対する否定的な感情を強調するために使われます。例えば、何かが問題である、不必要である、過剰である、ということを示すときに使うのがこの”too”です。
He had been spending too much time with the television lately.
彼は最近テレビを見る時間が多すぎた。
Things are moving too fast.
事態が早く進みすぎている。
pretty
「かわいい」で覚えている人も多い”pretty”は、「とても」という強調の副詞の使い方ができます。極端なレベルの「とても」まではいきませんが、「かなり」のような強い強調となります。
主に口語で使われる表現で、英語ネイティブは以下の例文のようによく「Pretty good.」なんて使ったりします。
He looks pretty cool no matter what he wears.
彼は何を着てもすごくカッコいい。
A. How are you? (調子はどう?)
B. Pretty good! (すごく良いよ!)
super
日本語でも「スーパー○○」のように強調表現として使われることがある”super”。
同じく英語も、「超」「めちゃくちゃ」のように親しい間柄の会話などでカジュアルに使われますよ。
His new car is super cool.
彼の新車はめちゃくちゃ格好いいね。
We eventually wound up in a super little hotel.
結局、超小さなホテルに泊まることになったよ。
extremely
「極端に」「極めて」の意味で使われる”extremely”。
“so”や”very”よりも協調の程度がはるかに高い表現です。
I found her manner extremely unpleasant.
彼女の態度は非常に不愉快なものだった。
He’s extremely well qualified for the job.
彼は極めて優秀な人材です。
まとめ
いかがでしたか?
“so” “very” “too”など、「とても」のような強調表現は英語には数多く存在します
知識として知ってはいても、適切にこれらの表現を使い分けられないともったいないですよね。
Gabby Academyでは、協調の英語表現のように、英語ネイティブが日常的に使うフレーズや単語を自然に使いこなせるようになるための脳科学的アプローチに基づくトレーニングを、英語ネイティブコーチ伴走のもと行っていきます。
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