2022.03.11英語学習・フレーズ

would like to-「want to」との言い換えと違い!「~したい」の英語表現6選


want toと並び、「~したい」という意味で使われるwould like to。
よく丁寧に伝えるための言い換え表現としてご存知かもしれませんが、この二つはわずかにニュアンスが異なります。以下に二つの違いを簡単にご説明します。


・want to ⇒ 「~したい」という要望を直接的に言う表現。
・would like to ⇒ 「want to」よりはるかに丁寧な表現。「もしよかったら~したいのですが」「~させていただきたい」のようなニュアンスがある。


フォーマルな場で「want to」を使用すると、稚拙な印象を与えてしまうことも。ビジネスシーンなどでは「would like to」を使うようにしましょう。

さて、「~したい」という表現は、皆さんも英語で最もよく使う表現のひとつだと思いますが、「want to」を毎回使うのはあまりにもワンパターンですよね。
英語には、「want to」の代わりとして使える表現がまだまだ他にも存在します。よく使う表現だからこそ、表現のバリエーションを増やしていきましょう。

「~したい」を意味する英語表現


Hope


hopeは「~することを望む」「~したいと思っている」という意味になります。「want to」や「would like to」とは違い、願望や希望が含まれているのが特徴です。
さらに、例文の様に「be hoping to」と現在進行形にする形をとると、より強い願望を表すことができますよ。

フォーマルな表現なので、ビジネスシーンでもぜひhopeを使ってみて下さい。

例文

I am hoping to pass a promotional exam this summer.
この夏は昇格試験に合格したいと思っています。

We hope we will make our family full of love and happiness.
私たちは、愛と幸せに満ちた家庭を築きたいと願っている。

We hope to see you on our housewarming party if you can get away.
もし君の都合が合えば、引っ越し祝いパーティーで会えるといいな。


Crave


Craveは「無性に~が欲しい」や「~したくてたまらない」という、衝動的に何かしたくなったり欲するようになった際に使える表現です。
「have a craving for something」「crave for something」「crave to do something」のように言い換えることも可能ですよ。


例文

I often crave chocolate when I get tired.
疲れた時には、よくチョコレートが無性に食べたくなります。

The smoker regularly craves cigarettes.
喫煙者は定期的にたばこを欲する。

Research shows kids crave more energy and sugar than adults crave because they’re growing.
研究によると、子供たちは成長期にあるため、大人よりも多くのエネルギーと糖分を欲しがるようだ。


feel like doing


「~したい気分だ」という意味となる「feel like doing」。
「want to」のように直接的な欲求ではないのがポイントです。「何となく~したいな」とカジュアルに相手に伝えるときに使える、英語ネイティブの間でも頻出の表現ですよ。

また、「feel like (名詞)」のように使うと、「~な気がする」という意味になってしまうので注意しましょう。

例文

I don’t feel like cooking tonight, so let’s order on Uber Eats.
今夜は料理をする気が起きないからUber Eatsで注文しよう。

The smoker regularly craves cigarettes.
喫煙者は定期的にたばこを欲する。

Research shows kids crave more energy and sugar than adults crave because they’re growing.
研究によると、子供たちは成長期にあるため、大人よりも多くのエネルギーと糖分を欲しがるようだ。


in the mood


「in the mood」は文字通り「~したい気分だ」というふうに使われます。上述の「feel like doing」と同じ意味で使うことができますよ。
具体的に何がしたいかは「in the mood」以降で示すことができ、動詞を続ける場合はto do、名詞を使いたい場合は前置詞のforを使います。

例文

No one was in the mood to go to a drinking party yesterday.
昨晩は誰も飲み会に行く気分ではなかった。

Hmm…I’m in the mood for pizza tonight.
うーん。今日はピザの気分かな。

I’m in the mood to stay in the hotel tonight.
今晩はホテルにいたい気分だな。


would rather


「would rather」は、「(むしろ)~したい」「どちらかといえば~がいい」のように使われる助動詞です。 その意味の通り、「would rather」は何か比較対象があるときに使うことができるので、「would rather A than B」(BよりはAしたい)のように使うこともできます。than以降はしばしば省略されることもあります。

お誘いをやんわりお断りしたい場合や、二つの選択肢のうちどちらが良いか回答するときなどに使える便利なフレーズですよ。


例文

I‘d rather not go out this evening as I’m tired.
疲れたので、今夜は外出は控えたいと思います。

I would rather work from home than at the office because it’s quieter.
静かなのでオフィスより家で仕事するほうがいい。

Would you rather have ramen or sushi for dinner?
ディナーはラーメンか寿司、どちらがいい?


まとめ


いかがでしたか?
want to以外で表せる「~したい」の英語表現、こんなにあるとは驚きですよね。

とはいっても、これらの意味や使い方を知っているだけで使いこなせないというのでは意味がありません。

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