2023.05.18英語留学

中学生の親子留学を成功させるために知っておきたいメリットや事前知識を紹介

中学生が単身で海外留学するのはまだ心配だと思っている場合、親子留学をしてみ。英語学習を目的に海外生活を体験できるうえに、新たな共通体験が親子の絆を深められます。

中学生が親子留学をする際の英語のレベルや帰国後の授業について不安を解消するためには、事前知識が必要です。この記事では、中学生が親子留学をするメリットや留学をする期間などをご紹介します。


親子留学をする中学生の英語のレベルは、目的で変わる

1週間からの短期留学やサマーキャンプの親子留学の場合、英会話力の高いレベルは求められません。語学学校の授業を受けるプログラムやスポーツやアクティビティに参加するサマースクールであれば、遊びながら英語習得ができます。

しかし、現地の学校で1年間ぐらいの長期親子留学をするときは、意見が伝えられる英語力がなければ授業に戸惑ってしまうかもしれません。

中学生の親子留学のメリット・デメリット

中学生が親子留学をすると英語習得以外にどんなメリットやデメリットがあるかを紹介します。

親子留学を中学生がするメリット

海外生活をすると異文化体験や日本と海外の違いを認識できて、価値観や考え方の幅が広がります。

実際に使われるフレーズや生きた英語を使う時間が増えて、リスニング力が高まって英語学習の意欲がわいてきます。

新しい挑戦や体験を重ねて、自信がつき自立心や自己肯定感が高まるようになるでしょう。
さまざまなバックグラウンドを持つ人との交流は、多様性を深められます。

中学生が親子留学をするデメリット

大人でも海外で生活するのは大変です。授業は全て英語で行われます。学校の授業に慣れるまで、ホームシックになったり、友達との関係にストレスがたまったりすることも予想しておかなくてはなりません。

現地の中学校に長期入学する場合は、留学生は費用が多くかかります。たとえばカナダの場合、1年間の授業料は1万ドル(80万円)の学費がかかることもあります。

海外で危険な目に合う可能性があるため、危機管理や自己管理を忘れないようにして、現地の治安を事前に調べておきましょう。

単身と親子留学の違い

単身留学の場合、寮やホストファミリーでの生活に一人で慣れる必要があるうえに、英語で授業を受ける戸惑いやコミュニケーションがうまく図れないときの問題解決を自らしなくてはなりません。

親子留学の場合、学校の予習・補修を頼れること、生活を支えてくれる親がいることで安心して英語習得や学習ができます。
単身留学は、積極的に英語を学びたい、自立して生活をしたい子どもにおすすめです。

初めて海外留学をする場合や英語を話すことにまだ自信がないと思う子どもには、滞在期間を短くして成功体験を増やし、英語や海外生活は楽しいと思える環境を作るのがいいでしょう。

中学生の親子留学は短期アクティビティと進学留学の2種類

滞在期間を短くして語学学校で英語習得や観光・アクティビティに参加する、もしくは夏休みや春休みを利用するサマースクールに参加する方法があります。

コミュニケーションを図るほど英会話力がない子どもや初めての留学をする子どもには、短期のアクティビティに参加する留学がおすすめです。

もう一つは、海外の中学校を卒業する目的で留学する方法で、1年以上の長期で正規留学といわれます。英会話力のレベルが低い場合は、最初にESL(英語を第二言語とする)プログラムを受講し、現地の中学校で学校生活を過ごして英語習得を目指せます。

親子留学にかかる費用

親子留学は、渡航する国や期間、ステイ先、渡航費の選び方で金額が変わってきます。
留学で人気の国アメリカ・カナダ、イギリスは、留学生を受け入れる環境が整っていますが、渡航費(航空運賃)、滞在費も高くなってしまいます。

日本から近く時差が1時間のオーストラリア・時差4時間のニュージーランドを滞在先に選ぶと、渡航費や滞在費を抑えられます。
また、留学する期間を短くすると、人気の国でも費用を抑える方法の一つになります。

期間                  1ケ月   6ケ月    1年

北米(アメリカ・カナダ)        50~120万円 150~500万円 400~1000万円

欧州(イギリス)            50~100万円 200~500万円 350~9000万円

オセアニア(オーストラリア)      50~90万円 2000~400万円 400~750万円

アジア(フィリンピン、マレーシアなど) 25万円~70万円 130~150万円 180~350万円
※費用は2人分
(参考サイト:留学くらべーる 親子留学の費用)

自然豊かなカナダ

カナダは英語とフランス語の二つを公用語にする、多国籍国家です。移民が多く、留学生の受け入れに力を入れているため、ESL(第二言語)プログラムが小学校や社会人まであります。

留学で人気の都市はバンクーバーやトロントがありますが、モントリオールやハリファックスを滞在先に選び、親が学生ビザを取得し、カレッジや大学の専門プログラムを受けるなどの条件を満たすと子どもの学費が無料になる方法があります。

中学校は州ごとで変わり新学期が主に9月から始まります。公立校やカトリック校に分かれ、春休みや夏休みを利用できる短期留学、中学校の卒業を目指す長期留学もできます。

内陸に入ると-20度を超える寒さの地域や6ケ月以上の滞在は、学生ビザの取得が必要になるなど、留学前の計画を準備しておくといいでしょう。

自然が多く南半球に位置するオーストラリアは、日本からの時差が1時間と渡航しやすい国です。

留学生の受け入れが整えられ、短期・長期留学、ワーキングホリデーをする日本人の留学先として人気があります。3カ月以上の滞在は、ビザが必要です。

オーストラリアは日本と季節が反対になるため、中学校の新学期は1月から始まります。州によって義務教育は10年制や12年制とあり、留学前に学校について調べておく必要があります。

フレンドリーな国民性のオーストラリアは、サーフィンやファーム体験などアクティビティや大自然を楽しめる留学先になります。

手つかずの大自然が残るニュージーランド

ニュージーランドも南半球にあり、羊の数が人口より多いといわれるくらい自然豊かな国です。治安がよく、オーストラリアに比べると物価が安く、滞在費を抑えて留学できます。

忘れてはいけないのが、日本とは季節が反対だということです。そのため、中学校の新学期は、1月末からはじまります。オーストラリアの夏休みは、日本は冬の12月です。現地の中学校は、公立の学校が多くあり、英語のレベルが低くても単身の中学生の受け入れもされています。

親子留学をする前の準備

中学生の3年間は、日本では高校受験前の学習に大切な時期です。海外と日本の中学校では、授業の進度は違っているため、どの学校を選ぶかを事前に調べる必要があります。
留学エージェントを利用して、子どもに最適なカリキュラムや学校の状況を調べてもらいましょう。

留学をするまでに親子で計画的に英語学習を進めておきましょう。英会話教室やオンライン英会話で、簡単なフレーズを覚えたり、英語で話す機会を増やしたりして練習しておくと、留学したときの戸惑いがなくなり、留学後の成果にもつながりやすくなります。

まとめ

中学生でも親子留学は実現できます。子どもの英会話力が足りないと感じる場合は、1週間から体験できるアクティビティや夏休みのサマースクールから始めてみると、英語習得が楽しいと感じられます。

海外の中学校は新学期の時期が日本と違うため、いつ留学するのか事前調査をしておきましょう。さらに親子留学の英語習得の成果を出すためには、渡航前の英語学習の準備を計画的にしておくのが大切です。


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