2025.10.25英語学習・フレーズ

英語の“feel like”の意味・完全マスター|気持ちを正しく伝えるフレーズ集

英語での会話を聞いていると、よく「feel like」という表現を耳にしますよね。
直訳すると「〜のように感じる」となりますが、実際には「〜したい気分」「〜な気がする」という意味です。
日常会話からビジネスシーンまで幅広く登場する表現なので、この機会にぜひマスターしておきましょう。

feel likeの使い方2つ

「feel like」には、2つの使い方があります。
1つは、feel like + 名詞 / 動名詞(〜ing) という形で、 「〜したい気分」「〜が欲しい」を表す用法です

例えば、以下のような使い方ができます。

I feel like sleeping in.
寝坊したい気分なんだよね。

一方で、feel like + 主語 + 動詞 という形で、「〜な気がする」と自分の直感を伝えることもできます。
以下の例文を参考にしてください。

I feel like we’ve met before.
以前どこかで会った気がする。

似た表現に「want to」がありますが、「want to」が直接的な意思を表すのに対し、「feel like」は、気分や印象をより柔らかく表現できるフレーズです。

ちなみに、feel like +動名詞(~ing)という言い方はできますが、feel like +to do は誤用となるので注意しましょう。

次の章からは、feel likeの2つの用法について詳しく見ていきます。

feel like + 名詞 / 動名詞 (〜ing)

feel like+ 名詞 / 動名詞という形は、「~が欲しい」「~したい」という欲求・気分を表します。
基本的に名詞の場合は「~が欲しい」という意味になり、動名詞の場合は「〜したい気分」という意味になります。

feel like+ 名詞の具体的な使い方は、以下の例文を参考にしてください。

I feel like some coffee.
コーヒーが飲みたい。
I feel like a break.
ちょっと休憩したい気分です。
I feel like a party.
お祭り気分だ。


「feel like」の後に名詞が続くのは、日本人には耳慣れない言い方かもしれませんが、アメリカ英語でもイギリス英語でも日常的に使われる言い回しです。

ビジネスシーンに応用すると、以下のような使い方ができます。

I feel like a challenge.
新しい挑戦がしたい気分です。
I feel like a change.
何か変化が欲しい。
I feel like a fresh start.
新しいスタートを切りたい。

一方で、feel like + 動名詞(~ing)という言い方は、なじみのある方も多いでしょう。
以下に具体的な例文を挙げます。

I feel like going for a walk.
散歩したい気分なんだ。
I feel like watching a movie.
映画を見たい気分だ。
I feel like traveling somewhere new.
どこか新しい場所に旅行したい気分ですね。

ちなみに、ビジネスシーンに応用すると、以下のように使うことができます。

I don’t feel like attending the meeting today.
今日は会議に出たくない気分です。
I feel like taking a short break.
ちょっと休憩したい気分です。
I feel like working from home tomorrow.
明日は在宅勤務したい気分です。

feel like + 主語 + 動詞

feel like + 主語 + 動詞という形では、「〜のように感じる」「〜な気がする」などと、状況や感覚に基づく直感・印象を表現することができます。

以下の例文を参考にしてください。

I feel like something’s wrong.
何かがおかしい気がする。
I feel like he doesn’t trust me.
彼は私を信頼していない気がする。
It feels like we’re running out of time.
時間がなくなってきている気がする。

ちなみに、ビジネスシーンに応用すると、以下のように使うことができます。

I feel like the project is moving in the wrong direction.
プロジェクトが間違った方向に進んでいる気がします
It feels like the client needs more clarification.
クライアントはもっと説明を必要としているように思えます。

まとめ

「feel like」には、「〜したい気分」を表す feel like + 名詞 / 動名詞 という使い方と、「〜な気がする」を表す feel like + 主語 + 動詞 の2つの使い方があります。


欲求を表す場合、「want to」を使いたくなるかと思いますが、「feel like」を使えば、より柔らかく欲求や気分を表現することができます。

日常英会話からビジネスシーンまで幅広く使えるフレーズなので、ぜひ積極的に使って、英語表現の幅を広げてください。

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ホール 奈穂子

株式会社ギャビーアカデミー代表取締役

元九州大学職員。TOEIC 990、IELTS 7.5(Speaking 8.0)を誇る、英語学習独学のスペシャリスト。27歳から英語を学び直し、自らの人生で英語習得がもたらす可能性を証明。米国赴任、留学プログラムや海外大学との共同学位取得プログラムの設計・運営に携わった経験から、日本人の英語学習における課題を深く理解し、効果的な学習方法を追求。その集大成として、東京大学と共同で、脳科学に基づいた独自の英語スピーキング習得メソッドを開発。現在カナダ・バンクーバーに在住。世界を舞台に活躍する日本人ビジネスパーソンの育成に情熱を燃やし、日本とバンクーバーを往復しながら精力的に活動中。趣味はカナダを舞台にしたサケ釣り。

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