「実践で通じるレベルの英語の発音力を身につけたい!」
このように思う、英語学習者は多いのではないでしょうか?
スキマ時間を利用して英語の発音が習得できるアプリは、英語学習者なら必須ツールといっても過言ではありません。
私自身、海外企業で販売員として働いていますが、英語の発音が正しくできると相手にとっても聞きやすい英語になり、会話がスムーズに行えるようになります。
たとえば、英語の発音が正しくできないと、お客さんやクライアントに正確な情報を伝えることができず、ビジネスシーンで支障が出てしまうことも少なくありません。
日常会話では発音が完璧でなくてもなんとなく英語が伝わりますが、ビジネスで使えるレベルの英語力を身につけたいなら、発音力はとても重要です。
しかし、たくさんの発音アプリがある中、どのアプリを使えば良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、発音練習におすすめの英語学習アプリと、実際に発音を伸ばすためのコツを紹介していきます。自分の英語学習にどう取り入れられるか考えながら、読んでみてください。
発音力を伸ばす英語学習アプリ5選
①:ELSA Speak
②:スタディサプリ 日常英会話コース
③:スピークバディ
④:SpeakNow
⑤:Weblio英語辞書
日本人にとって、英語の正確な発音を身につけることは簡単ではありません。
理由は、日本語と英語で使われている「母音」「子音」は異なり、カタカナだけでは表現しきれない発音が存在するからです。
たとえば「R」「L」などは、日本人が苦手とする発音の代表例で、舌の動きを理解しないと正しく発音するのが難しいです。
そこで、日本人が英語の発音を分かりやすく学べる優秀なアプリが活用できます。
それぞれの特徴と使い方を、詳しく見ていきましょう。
その①:ELSA Speak
<特徴>
・AIによる発音矯正
・発音、抑揚、流暢性をスコア診断
・月額 900円
最も大きな特徴がAIによる発音チェック。自分の英語でどの部分が正しく発音できていないかが細かく分かります。
単語だけでなく、フレーズとして英語を話したときの「イントネーション」が不自然でないかも、チェック可能です。
また、発音力のスコア表示もあるので、日々継続していく中で成長が感じやすいのもメリットです。
英語の発音に関する全てのスキルが網羅できる、発音アプリの王道といえるでしょう。
その②:スタディサプリ 日常英会話コース
<特徴>
・1回「最短3分」レッスン
・プロ講師による「2分授業」動画
・月額2178円
英語の「発音・文法・スピーキング」まで幅広く学べるこのアプリは、社会人で時間がない人に非常に人気のアプリです。
ドラマのストーリーに沿って学習を進めていくので、英語学習というよりも自分がキャラクターになったような感覚で、楽しくレッスンを進めていくことができます。
また、ドラマ仕立てなので、実際にそのフレーズを使えるシチュエーションも連想しやすく、実践的な英語力が身につくのも嬉しいポイントです。
その③:スピークバディ
・AIキャラクターとの英会話で発音練習
・シンプルで使いやすいデザイン
・月額3,300円
このアプリでは、AIキャラクターとシナリオに沿ったスクリプトで英会話練習をします。
たとえば、発音だけを練習すると、実際に英語を話す時に文を脳内で構成するスピーキング力が足りなくなってしまうことがあります。
しかし、このアプリなら発音と一緒に、実際のシチュエーションで使えるフレーズも覚えることができます。
発音と一緒にスピーキング力を伸ばせる、効率的な英語学習アプリです。
その④:SpeakNow
<特徴>
・英語の発音をネイティブが添削
・1対1で英語のアドバイスがもらえる
・月額2400円〜
アプリ内で自分の英語をネイティブ講師に送信すると、良い点・改善点のアドバイスをもらえます。
24時間以内に先生から返事が送られてくるので、オンライン英会話のように時間に縛られることもありません。
スキマ時間で「自分の英語を録音・送信→返事がきたら確認」と英語学習ができるので、継続しやすいです。
また、他のアプリと違って、テンプレート通りのアドバイスではなく、自分の英語レベルに合わせてアドバイスがもらえるのも大きなメリットです。
その⑤:Weblio英語辞書
<特徴>
・音声・発音記号付きの単語帳
・翻訳、例文、類義語など全て記載あり
・無料で使える
英語学習をしていて、「正しく発音ができない」「単語の意味がわからない」と思ったら、このアプリで検索してみるのがおすすめです。
英語辞書・英和辞典・和英辞典が入っているため、「日→英訳」「英→日本語訳」どちらもスムーズに調べることができます。
また、自分が調べた英単語が記録されるので、学んだ英単語の発音を復習することも簡単です。
英語の発音を伸ばすコツは?
・IPA(国際発音記号)を覚える
・英語でアウトプットをする
英語の発音を「なんとなく覚えている人」と、IPAで「音の出し方を理解している人」では、発音の完成度が違います。
また、英語の発音がキレイでも、アウトプット(実際にネイティブと話すなど)が足りずに、会話スピードについていけないという人も多いです。
それぞれ、詳しく解説していきます。
IPA(国際発音記号)を覚える
IPAを覚えることで、同じスペルでも単語ごとに違う発音の仕組みがわかるようになります。
たとえば、 /m/ と /n/ はパッと聞くと同じような発音ですが、発声する部分が異なるなどです。
YouTubeなどで「IPA」と検索すると、記号ごとの発音が詳しく解説されています。
アウトプットを同時に行う
よって、定期的に英語を話す機会を作る(オンラインレッスンなど)ことが、非常に重要です。
発音方法を学ぶ「インプット」と、実際に英語を話す「アウトプット」のバランスを保ちながら、英語学習をするようにしましょう。
「カラーヴァウエルアプローチ」という発音メソッドを取り入れた学習
ギャビーでは「英語を自分の言葉で」話せるようになるために、このカラーヴァウエルアプローチを採用しています。
英語独自の発音矯正はもちろんのこと、単語や文の構造による音の変化や強弱のルール、また発話のリズムを身につけます。誰にでも理解されやすい自然な発音と抑揚で話せるようになり、表現力が向上します。
まとめ
英語の発音は短期間で伸びるものではないので、どれだけ継続して発音練習できるかが大切です。自分の生活スタイルに合わせて、少しずつ英語学習を続けていきましょう。