スキル重視、新卒採用がないカナダで就職活動をするのは決して簡単なことではありません。大学を卒業したからといって必ずいい企業に勤めれるといった保証もないのが現状です。でもそれは、諦める理由にはなりません!現地の就職事情を知り、自分が今から何ができるか、そのあとはどう自分が動くかが重要です。
今回はカナダ大学生の就職事情を海外進学を経験したからこそ感じる生の声、私の経験とともに紹介します。
カナダと日本の大学生の就職活動の違い
1.就職活動の期間
2.大学の専攻の重要性
3.学歴よりも経験を重視される
4.ジェネラリスト vs スペシャリスト
スキル重視なため、「○○スペシャリスト」と求人サイトに出していることが多くみられます。浅く広くといった考え方よりも、自分が得意とするスキルをどれだけ企業にプラスになり、さらに磨くことができるか、です。そのため、ある程度キャリアを積んだ人でも、キャリアアップのために、より専門性の高い学校に戻るといったことも稀ではありません。
カナダの大学生の就職活動の仕方
1.Co-opプログラムやインターンシップ
そして学生は、学校がない分フルタイム勤務が可能になるので、今後の就職活動のためにも職務経験・人脈を増すことができます。経験重視のカナダなので、学生の間の夏休みをどう有効活用するかが非常に大事です。仕事ぶりが評価されたり、成果が出たりすると、企業側にとっての即戦力人材と認めてもらえて、リターンオファーをもらうことができたりして、今後のキャリアにもつながることもあります。
私が学生の時にメンターの方にいつも「夏は授業を受けずに、働いたり、ボランティア活動をして、学生の間にしかできない時間をうまく使った方がいいよ」と言われていました。
(詳しくは前の記事で)
海外のメンター制度について知りたい方はこちら
https://gabbyacademy.com/blog/mentorship-overseas
2.大学を休学する
そのため、勉強と両立して働くことが難しいと感じる人も多いため、実務経験を増やすために学校を休学する人もいます。大学は4年で卒業するものという固定概念がないため、入学時期が同じでも卒業時期がみんなバラバラといったことが普通にあります。そして企業側からもマイナスに思われることもなく、むしろ経験が増えてスキルアップにつながることであれば評価されます。
3.就職活動イベント
(詳しくは前の記事で)
【実証済】海外就職で現地法人の探し方と受かるための4つの必須ツール
https://gabbyacademy.com/blog/finding-job-overseas
4.LinkedInで積極的に
まだ経験が少ない学生からすると、LinkedInを使って採用担当の人とつながったりコーヒーチャットを申し込むことができる環境は非常にありがたく、便利なツールです。LinkedInの有効的な使い方は詳しくは(記事)を参考にしてください。
(詳しくは前の記事で)
海外・外資系就職の履歴書!LinkedIn活用法を海外就職者が解説
https://gabbyacademy.com/blog/finding-job-overseas-linkedin
最後メッセージ
常にアンテナを張って情報収集して、積極的に行動することで、現地で働く、希望の職種、企業、そして自分が描く将来像につながると思います。現地就職を考えている方に少しでも役に立てればと願っています。