この記事では、親子留学にかかる費用相場や内訳、節約方法について解説します。
親子留学とは、異文化に触れながら英語の習得ができる
親子留学をタイプ別に分けると、「子どもが学習して、親が付き添いになる」、「親が学習して子どもはデイケアや幼稚園などに行く」、「親と子どものどちらも学習する」の3つです。
親子留学にかかる主な費用の内訳
留学先への渡航費
ビザの申請費用
ビザの申請方法は、オンラインで申請できる(主に観光ビザ)、郵便で書類を送り申請する(学生ビザなど)などです。
渡航依頼にかかる費用
有料の留学エージェントを利用すると、約10万円以上の手数料がかかります。エージェントのサービスは、学校や滞在先の手配、ビザの申請手続きサポート、現地の送迎、英会話教室などがあります。
海外留学保険
海外生活は環境の変化で体調不良になることもあります。備えとして海外留学保険に加入しておきましょう。
留学先の学費
入学金
授業料
たとえば、語学学校はフルタイムとパートタイムと2つに分かれ、フルタイムは1日4時間から6時間の授業、パートタイムは1日2時間から3時間の授業時間です。フルタイムの場合、週ごとに授業料が計算されます。
子どもが私立や公立の小学校や幼稚園に通う場合、留学先の国によって授業料が免除されることもあります。
教材費
留学先の滞在費
宿泊費
食費
交通費
娯楽費
親子留学の人気の地域で見る費用相場
北米(アメリカ・カナダ) 50~120万円 150~500万円 400~1000万円
欧州(イギリス) 50~100万円 200~500万円 350~9000万円
オセアニア(オーストラリア) 50~90万円 2000~400万円 400~750万円
アジア(フィリンピン、マレーシアなど) 25万円~70万円 130~150万円 180~350万円
(費用は2人分)
(参考サイト 留学くらべーる 親子留学の費用
https://ryugaku.kuraveil.jp/purposes/parent-child-study-abroad#cost)
親子留学で選ばれる人気な地域は、北米や欧州、アジアがあります。日本に近ければ渡航費が安くなり、物価の安いアジアを選ぶと費用全体が安くなります。
アメリカンイングリッシュを学びたい人の留学先・ハワイやカナダ
ハワイの費用相場の内訳は、滞在先がホームステイで約30万円、コンドミニアム(アパートのようなもの)が、12万円から28万円です。
ホームステイの場合、食事が2食込みが多くあり、コンドミニアムよりも安く滞在できます。
カナダの場合、1ヶ月の親子留学にかかる費用の目安は、約50万円から80万円となってアメリカに比べると費用を安くできます。
滞在先をホームステイにした場合、約15万円、アパートやコンドミニアムは、約17万円です。
カナダは滞在する都市と、親が学生ビザの取得と大学のプログラムなどを受講している条件を満たすと、子どもの小学校の学費が無料になります。
日本に近くて人気の留学先、オーストラリア
親子二人の授業料は、約20万円から30万円です。オーストラリアの主な滞在先は、ホームステイで約16万円、アパートやコンドミニアムの場合は約10万円、ルームシェアをすると約7万円に抑えられます。
マンツーマンレッスンで英語習得を目指せるフィリピン
主な滞在先は学校にある寮で費用は約13万円から20万円です。食費は寮の滞在費に含まれていて、3食込みか、2食となって費用を安く抑えられます。
費用を抑える方法
・航空運賃が安い時期や留学する日から早めに購入する
・滞在先をアパートやコンドミニアムにして、食費を節約する
・無料の留学エージェントを利用する
・現地のアクティビティに申し込む
航空運賃を早めに購入する
滞在先を変えて、食費を節約する
無料の留学エージェントを利用する
自分で航空券の購入、ビザの申請、現地で語学学校の支払いをすれば、節約できます。無料の留学エージェントを利用しても、学校の紹介や滞在先のサポートなどのサービスは受けられるので、安心してください。
現地のアクティビティに申し込む
まとめ
英語の習得以外にも日本で体験できない海外生活を満喫するために、「何を目的に親子留学をするのか」親子で話し合ってみてください。