2023.05.12受講生インタビュー

「仕事を充実させるために私生活も充実させたい」戸惑いの多い児玉さんのニューヨーク生活とは|株式会社旭酒造

2023年春に旭酒造が生産を開始した「DASSAI BLUE」。
その名前は「⻘は藍より出でて藍よりも青し」という言葉に由来し、日本の純米大吟醸の基準をクリアしながら、日本以上の品質の酒を目指しています。

日本で日本酒造りのすべての工程を経験し、アメリカでは日本酒製造の際の排水処理を担当している児玉貴宏さんは、ニューヨーク事業のリーダーである松藤さんから声をかけられた時、実力を認めてもらえてうれしい半面、初めての海外生活に不安を感じたそうです。

前回のインタビューでは、英語力アップの手ごたえはそれほど感じられないと語る一方、「今は積み重ねの時期だと思っている」と、職人らしい地道な努力を続けていることがうかがえた児玉さん。
ギャビーを受講して3ヶ月経った現在の心境はどのようなものなのでしょうか。

ニューヨークでの新生活は戸惑うことばかり



- ニューヨークでの生活について感想を聞かせてください。


アメリカは日本に比べて何事もおおざっぱだなと感じていて、戸惑うことも多いです。

一番困っているのは、まだ車が手元にないということです。2月中旬に車を購入したのですが、3月になってもまだ車が届きません(笑)。移動手段がないので、買い出しなども含めて、ほかの人の車に同乗させてもらう形になっていて、不便さを感じています。

水や食べ物が体に合わなくて体調を崩したこともありましたが、まずはこの土地に慣れたいと思っています。

- 現地スタッフとの交流はどのように行われていますか?



現地スタッフとのコミュニケーションについては、私だけでなく、現地スタッフの方からも歩み寄ってくれるのを感じています。
私が拙いながらも何かを話すと、相手も一生懸命理解しようとしてくれます。
彼らにもっと伝えたいことはいろいろあるのですが、なかなか伝えられないもどかしさを感じる時が多いです。

ギャビーのネイティブコーチと信頼関係を築けてきた


- ギャビーのトレーニング状況や成果について聞かせてください。


セルフ・トレーニングは少しずつ行っているのですが、なかなか実施できないこともあります。定期的に、週に数回程度取り組んでいます。

ライブ・セッションでは、「a」が抜けてしまって注意されることが多いという印象です。日常生活では、「伝えること」を優先して、細かい部分についてあまり注意を払うことができないので、それがセッションでの発言にも影響してしまうのかなと思っています。

セッションには毎回出席するようにしているので、ネイティブコーチともようやく信頼関係を築けてきたと感じています。この調子で、英語力も伸ばしていきたいです。

仕事ともに私生活を充実させたい

- 今後の意気込みを教えてください。


仕事を充実させるためには、私生活を充実させることも必要だと思っています。
ストレスを発散できるような場を設けて、メリハリのある生活を送っていきたいです。

インタビューを終えて


環境の変化に戸惑うことも多いが、まずはニューヨークに慣れたいという意気込みを語る児玉さん。

住み慣れた場所以外の土地、ましてや長期で海外に暮らすというのは、心労が絶えないものです。そんな時にお互いを助け合えるのが、その土地で得た友人やコミュニティ。

「英語で言いたいことをなかなか伝えられずもどかしい」ということでしたが、英語をある程度話せるようになれば、様々なコミュニティに飛び込んだり人脈を広げることは十分に可能です。日々の仕事はもちろんのこと、ニューヨーク生活を充実させるためにも、ギャビーのトレーニングをどんどん活用してほしいと思います。


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