英語ネイティブと会話していると、表情がころころ変わったり、手の動きが多いことに気付きますよね。
英語圏のボディランゲージは、日本と比べると数がかなり豊富。
もしも彼らとの意思疎通に困って「何て返そう」なんて頭で考えてしまう状況では、いっそのこと肩をくすめるボディランゲージをとった方が自然に意思疎通が図れたりします。
一説によると「言葉以外の非言語情報が人に与える影響は9割以上を占める」とも言われるほど強い表現力を持つボディーランゲージ。
今回は、英語ネイティブとのコミュニケーションで欠かせないボディランゲージについてご紹介していきます。
ボディランゲージとは?
非言語コミュニケーションとしても知られるボディランゲージは、言葉を使わずに物事を「伝える」方法です。
コミュニケーションをとるときはいつでも、このボディランゲージがあなたの感じていることと一致している必要があります。
ボディランゲージの例
ボディランゲージはどこでも同じというわけではありません。
ある国では普通でも、別の国ではそうではないかもしれません。
すべての国や文化のボディランゲージの種類を列挙することは不可能なので、ここでは北米で一般的なボディランゲージの例をいくつか紹介します。
表情
表情は、人の話を聞いているときや自身が話している最中の感情や反応を表します。嬉しさ、悲しみ、驚き、恐怖、嫌悪、怒りなどのいくつかの表情は世界共通です。
嬉しいとき
口角を上げ、目の周りの筋肉を引き締める。
悲しいとき
口角を下げ、眉の内側を上げる。
驚いたとき
目を大きく見開き、顎を下げる。
怖いとき
口をわずかに開き、眉を上げ目を開く。
不快なとき
上唇を上げ、鼻にしわを寄せ、頬を上げる。
怒っているとき
眉を下げ、唇を引き締める。
姿勢
座り方や立ち方などの姿勢は、ポジティブなメッセージにもネガティブなメッセージにもなります。
以下では、他者とのコミュニケーションに影響を与える2種類の姿勢を紹介します。
オープンな姿勢
頭を上げ、足を開き、表情はリラックスしています。
そして、話し手も聞き手もお互いの方向を向いています。多くの国では、この姿勢は友好的で会話にも積極的、そして話の内容や相手自身に興味を持っていることを示します。
クローズな姿勢
腕を組んだり、猫背になったり、足を相手から離して組んだりすることです。
このクローズな姿勢をとっていると、退屈そうに見えたり、怒っているように見えたりするため、相手にとって居心地が悪い空間を作り出します。
ジェスチャー
例えば、左に曲がるよう相手に伝えたい場合、単純に左を指差すかもしれません。のどが渇いていれば、コップを持って口に運ぶふりをしたり、気に入ったものがあれば「サムズアップ」のサインをすることもあるでしょう。
これらはすべてジェスチャーと呼ばれるものです。コミュニケーションがうまくとれないときはこのジェスチャーを使って相手に言いたいことを伝えようとするのが有効です。
一方で、どのようなジェスチャーをするにしても注意が必要です。
例えば、日本では手招きの際に手のひらを下にして振るポーズをとりますが、アメリカではこれは「あっちへ行け」という意味で使われます。
手を使ったジェスチャーは海外では失礼な意味となることがありますので、使用する際には気をつけましょう!
アイコンタクト
多くの文化において、アイコンタクトはコミュニケーションの重要な一部です。
相手の目を直接見ることは、お互いが相手に注意を払っていることを示します。
また、あなたが正直で自信があることを示すこともできます。
ただし、アイコンタクトの使い方はすべての文化で同じではないことを覚えておくことが大切です。国によっては、アイコンタクトが多すぎると不快感を与えたり、怒っていると示すことさえあります。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介した表情、姿勢、ジェスチャー、アイコンタクトは、話したり聞いたりするときに明確なメッセージを送るのに役立つほんの一部です。
何を話すかだけでなく、どのように話すかが重要なのです。
ボディランゲージに頼り切ることなく、言いたいことを十分に伝えられるのが理想ですよね。
Gabby Academyでは、英語ネイティブが日常的に使うフレーズや単語を脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます。
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