「いつ空いている?」「○○なら空いているよ」というやり取りを英語でスムーズに行うには、どのような単語や表現を使えばいいのでしょうか?
そこで本記事では、覚えておくととても便利な日程調整に使える英単語や表現を例文付きで紹介していきます。
日程調整に使える英語表現6選
Available
availableは、「予定が空いている」や「手が空いている」、「利用可能である」という意味を持つ形容詞です。
人の予定や都合を尋ねたり、自分の予定が空いていることを伝えるときに使うことができます。
特に、「When are you available?」(いつ空いていますか?)のような定型フレーズでも使うことができますので、覚えておくといいでしょう。
それでは早速、例をいくつか見ていきましょう。
I’m not available between 5 and 6 p.m.
5時から6時の間は空いていないんだ。
When is my brother available to help us move?
弟はいつなら引っ越しを手伝ってくれるかな?
Convenient
Convenientは「都合が良い」ということを表す単語で、自分や他人とのスケジュールや要件の調整を行う際によく使われます。
availableと混同されることが多いですが、availableは「人にとって都合が良い」のに対し、convenientは「日程や時間の都合が良い」という違いがあります。そのため、convenientを使う際には人を主語にすることができない点に注意しましょう。
例文を見ていきます。
Would this evening be convenient for you?
今晩はご都合がよろしいでしょうか?
The meeting time starting at 11:00 a.m. is convenient for everyone.
午前11:00からのミーティングは、全員のスケジュールにとって都合がいい。
Feel free to join us whenever it’s convenient for you.
ご都合の良い時に、お気軽にご参加ください。
Free
freeは、「自由な」、「無料」という意味のほか、「予定が空いている」ということをカジュアルに表すのにも使えます。
「明日はフリーだ。」なんて日本語でも言ったりしますが、まさにそのfreeは「予定が空いている」という意味ですね。
英語ではどのように言うのか、例文を見ていきましょう。
I’m free on Friday night. How about you?
金曜日の夜なら空いてるよ。あなたは?
We have some free time before the meeting, so let’s grab a coffee.
会議の前に少し時間があるから、コーヒーでも飲もうよ。
There is a free table near the window.
窓際に空いているテーブルがあるよ。
Open
「開く」という意味でおなじみのopenは、「予定が空いている」という意味でも使うことができます。「I’m open.」((予定が)空いているよ。)のようにカジュアルに言うことができます。
また、wide-openと誇張して言うこともあり、「予定が全くない」「暇」というニュアンスで使うことができます。
逆に予定がいっぱいの際にはfullを使って「My schedule is full.」(予定が詰まっている。)と言うこともあります。
I’m open to scheduling a meeting later today.
今日この後にミーティングできるよ。
On the calendar, she has an open slot next week.
カレンダー上では、彼女は来週空きがあるようだ。
Let’s keep the day open and decide on our plans later.
この日は空けておいて、プランは後で決めよう。
Clear
Clearは身の回りのものを「片付ける」「取り除く」といったりします。そこから転じて、予定を空けたり整理するという意味で使われることがあります。
例えば、「I’ll clear my schedule.」(予定を空けておくね。)のように言うことができますよ。
その他の例文も見てみましょう。
I cleared my calendar for tomorrow, so It’s up to you.
明日の予定は空けてあるから、君に合わせるよ。
She cleared her agenda for the afternoon, allowing her to relax and rest.
彼女は午後の予定を片付けたので、リラックスして休むことができた。
My schedule is clear for the end of August.
8月後半は予定が空いているよ。
Tied up
Tied upは直訳すると「縛り上げられている」という状態を言いますが、「手が離せない」「手いっぱいだ」という意味の忙しさを表す句動詞です。
これに”not”を付けて否定することで、「忙しくない」「予定がない」というように表現することが可能です。
仕事や予定などやるべきことに追われていないという状況で使うことができます。
Let’s hang out. I’m not tied up tonight.
遊びに行こうよ。今夜は予定がないの。
I’m not tied up at the moment, so I can help you with your project.
今は手が空いているから、プロジェクトを手伝えるよ。
I’m going home early today. I’m tied up with family errands.
今日は早めに帰るね。家庭の用事で忙しくて。
まとめ
いかがでしたか?
スケジュール調整に役立つ英語表現をマスターすれば、日常生活やビジネスでのやり取りがスムーズに行えますよ。
Gabby Academyでは、上記の様な英語ネイティブが日常的に使うフレーズを脳科学的アプローチに基づくトレーニングで自然に習得し、英語ネイティブコーチ伴走のもとそれらを自然に使いこなせるようにしていきます。
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