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本記事では、「方法」を指す代表的な英語表現を紹介します。英語のビジネスシーンで異文化理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。
「方法」を表す英語フレーズ
How to
日本でも物事のやり方や方法、手順などを表すときに「ハウツー」という言い方をしますが、英語も同じく”how to”を使用します。To以降は動詞を用います。
”how to”はカジュアルなニュアンスが強いため、フォーマルな場や書面では使用を避けるのが無難です。
ー このワークショップでは、プロジェクトを効果的に管理するやり方を学びます。
ー レポートをきちんと作成するやり方を教えていただけますか？
Way
「方法」を指すシンプルで分かりやすいもう1つの表現が”way”です。
「way」は「具体的な手順や方法」よりも「全体的なアプローチやスタイル」を幅広く指す表現です。具体的な使い方については、以下の例文を参考にしてください。
ー 時間管理に対して、もっとよいやり方を探す必要があります。
ー この目標を達成するやり方はたくさんあります。
Method
日本語でもカタカナ語としてよく使われる「メソッド」は「やり方」の直訳としてよく使われる英単語の1つです。
”method”には、特定の手順や方法論に基づいて、効率的かつ効果的に目的を達成するといったニュアンスがあります。英語のビジネスシーンで「method」を使うと、問題や課題の解決が、計画的で効果的、かつ信頼性のある「やり方」で進められたことを強調することができます。
また、少し堅くフォーマルな表現なので、ビジネスシーンにふさわしい表現といえます。
ー このやり方はコスト削減に効果的であることが証明されています。
ー 我々のチームは顧客満足度を向上させるための新しいやり方を検討しています。
ー タスクを進める際は、決められたやり方に従ってください。
Procedure
文書化されたガイドラインや規則などに基づいて行われる手順という意味での「やり方」を指すのが「procedure」です。”method”よりも少し厳格なニュアンスで使われます。
発音は /prəsíːdʒər/（プロスィージャァ）となります。
ー プロジェクトを開始する前に、プロジェクト計画に記載されたやり方 [手順] に慣れておいてください。
ー 一貫性確保のために、すべての部門は問題報告の際にやり方 [手順] を統一しなければなりません。
Approach
動詞の”approach”には、「近づく」「取り掛かる」という意味がありますが、名詞では「方法」「手段」という使い方をすることができます。また、同じく名詞では「手順」「工程」という意味でも使うことができます。
ー この問題を解決するには、別の方法が必要だ。
ー このアプリを開発する際の手順には、各段階でのユーザーフィードバックを取り入れることが含まれています。
まとめ
「how to」と「way」はシンプルで分かりやすい言い方ですが、カジュアルなニュアンスが強いので、状況に応じて使い分けるようにしましょう。また、フォーマルなビジネスシーンの場合、最も一般的な「やり方」の英訳は「method」です。まずはこの単語を覚えておきましょう。
慣れてきたら、正式なマニュアルに基づいた手順である「procedure」や、戦略や考え方を指す「approach」も使えるようにしてください。
