2022.12.15英語学習・フレーズ

【英語学習のメリット10選】英語は新たな世界と選択の自由を与えてくれる!


「英語の学習はしているけど、なかなか身につかなくてやる気が出ない。」
「普段の生活で英語は使わないけど、学習する必要ってあるのかな?」
そんな疑問を感じてはいませんか?
そんなときは、何のために英語を学習するのか、英語が身につくとどんなメリットがあるのか意識してみましょう。将来の理想像を認識することで、英語を勉強する理由が明確になり、前向きにアクションを取ることができます。
この記事では英語を学ぶことのメリットについて、データと実体験も交えつつお伝えしていきます。ぜひ最後までお付き合いください。

【英語学習のメリット10選】英語は新たな世界と選択の自由を与えてくれる!

①進学・就職・転職に有利


英語ができれば、高校受験・大学受験において、他の受験者と差をつけることができます。
「英検○級以上持っているなら、英語の試験を免除しますよ」と試験自体が免除されたり、「TOEFL iBTが○以上なら、○点加点しますよ」と、点数が加算される制度を設けている大学も有ります。また、海外への高校・大学へ進む道も選択肢の一つとして検討することも可能ですよね。これは英語を学習するメリットの一つといえるでしょう。
英語ができることは就職活動の際にも役立ちます。

出典元:IIBC 英語活用実態調査2019


2019年のIIBC(TOEICを実施している団体)の調査によると、約5割の企業が採用時に「TOEICのスコアを参考にしている」もしくは「新たに参考にする可能性がある」と回答しています。
もう1つ、こちらのデータも見てみましょう。

出典元:IIBC 英語活用実態調査2019


約8割の企業が今後のビジネスパースンのスキルとして英語が必要と認識していることがわかります。このデータからも、企業が英語力のある人材を必要としていることが伺えますよね。

転職をする際にも、ご自身の専門分野のスキルに加え、英語ができれば年収アップも夢では有りません。日本では、「専門分野のスキルが高く、英語もできる人」というのは、まだまだ少ないというのが実情です。もし将来的に大手企業の海外部門や外資系企業への転職を希望しているのであれば、ある程度高い英語力を身につけておくことで、希望する企業への転職もスムーズに進むでしょう。


②キャリアの選択肢が増える


英語が身に付くと、入社後、海外部門へ異動を希望する際にも有利になります。IIBCの調査では、企業の5〜6割がTOEICのスコアを選抜または参考にしています。

出典元:IIBC 企業・団体での活用事例  海外出張や赴任の基準

筆者がかつて勤めていた会社では、「TOEIC600点以上」が海外研修生の選考条件でした。選考の結果、台湾で1年間仕事をすることとなりましたが、実際の仕事では英語と中国語の2か国語を併用していました。中国語は台湾への赴任が決まってから勉強し始めたので、英語ができなければ赴任先で立ち行かなくなっていたに違いありません。

筆者の友人に至っては、商社に入社した後、MBA(経営学の修士号)を取るために一旦休職し、米国へ留学。自分が必要とするスキルを得るために、積極的に海外で学ぶ姿を目の当たりにし、「英語が使えること=キャリアの選択肢を増やすこと」であると実感しています。


③得られる情報の質と量が圧倒的に増える

世界最大の統計ポータルである「Statista」によると、インターネット上の上位1000万サイトのうち、60%が英語で書かれているサイトであるという調査結果(2021年1月時点)が出ています。

引用元:Statista

上位1000万サイトのうちの60%ということは、600万サイト。
英語が理解できれば、この膨大な情報にアクセスできるようになるということを意味します。

世界で起きている様々なニュースを理解する上でも、英語はとても役立ちます。各国のメディアを直接チェックすることで、それぞれの国の立ち位置を理解したり、日本のメディアでは報道されていない情報を得ることができます。


④映画や本をより一層楽しむことができる

映画や本をより一層楽しむことができるのも英語を学ぶメリットの一つでしょう。

映画の字幕には1秒4文字という文字数制限があり、登場人物のセリフが意訳されていることが往々にしてあります。字幕で映画を見ることも映画の楽しさの一つではあるものの、もしあなたに英語力があればどうでしょうか。映画の制作者が意図していることや、本来の面白さを直接自分で感じることができます。

たまに映画館で映画を観ていると、突然外国の方が「HAHA!」と爆笑している場面に遭遇したことは有りませんか?あれはやはり英語を直接理解することができるからこそ。英語ならではのユーモアを存分に楽しむことができるのは、とても贅沢なことですよね。

これは本にも同様のことがいえます。
英語を学習することで、日本ではまだ紹介されていない名作なども、いち早く手にとって楽しむことができると思うとワクワクしませんか?


⑤海外旅行を楽しむことができる

英語を学ぶと、海外旅行も不安なく楽しめるようになります。

観光名所に行くと、その国の言葉以外に、英語の案内やガイドブックが置かれていることがほとんどです。英語力があれば、現地の案内ツアーに参加して、歴史的建造物や美術館をより深く理解することもできます。日本国内の観光名所でも、「この場所が英語でどのように紹介されているのかな?」とチェックしてみるのも楽しいですよ。

また、万が一渡航先で病気やトラブルに巻き込まれてしまったときも、英語ができれば安心です。筆者も以前家族でフィリピンのボラカイ島へ行った際、子どもが突然目の病気にかかってしまったことが有りました。島に日本語が通じる病院はありませんでしたが、英語で症状を伝えられた為、無事薬を処方してもらえ、ホッとしたことが有ります。


⑥世界中の人とコミュニケーションが取れるようになる


国籍に関わらず、様々な国の人とコミュニケーションが取れるようになるのも嬉しいポイントです。

海外へ渡航する前に、SNSを通じて渡航先の情報を得ることもできますし、最近では外国の方と気軽に話せるアプリなども有りますよね。英語ができれば海外に行かなくても世界中に友達を作ることができます。

様々な国の人とコミュニケーションが取れるようになることで、異文化に対する理解を深めたり、今まで知らなかったことを知るチャンスも増えます。


⑦自分に自信がつく


英語を習得するには、継続して学び続けることが必要となります。英語の力が思ったように伸びず、英語の学習自体が嫌になることがあるかもしれません。実際、筆者も英語を学ぶのが嫌になった時期がありました。しかし継続して英語力が身につくと、その成功体験が「自分もやればできる」という自信に繋がります。

この自信は「今度はこれに挑戦してみよう」と新たな目標に向けて頑張る原動力にもなりますし、身につけた継続力は今後の人生においても大いに役立ちます。


⑧将来起こりうるリスクにも対処できる


将来起こりうるリスクにも対処できるのも、英語を学ぶメリットの一つです。

日本では少子高齢化が進んでおり、今後、経済が衰退していくことも予想されています。万が一、日本で生きていくことが難しくなった場合でも、海外で生活することや働くことも選ぶことが可能です。

選択する自由を得ることは、将来への不安を払拭することに繋がります。


⑨多角的な視点を養うことができる


世界中の人と話すことで、様々な文化や背景を持った人たちと意見を交換することができます。意見を交換する中で、「日本の常識=世界の常識では無い」ことを肌身で感じる場面も出てくるでしょう。

「自分では当たり前と思っていたことが、実は当たり前ではない」ということを何回も経験していくと、自分と異なった意見の人と遭遇したときに、「そんな考え方はありえない!」と頭ごなしに否定するのではなく、「なぜそう思うんだろう?」と冷静に考えることができるようになります。
様々な視点から1つの物事をみることで、多角的な視点を養うことができるようになるのです。


⑩論理的思考が身に付く

英語を学ぶことで、論理的に物事を説明する思考回路も自然と身につきます。
なぜなら英語の文章は、日本語のような起承転結ではなく、主張→論拠→例示→主張(再び)という構成になっているからです。

主張を最初に相手に示し、その理由と例を伝える。そして最後にもう一度主張をすることによって、短い時間の中でも、聞き手があなたの意見を理解しやすくなります。

この思考法はPREP(プレップ)法とも呼ばれており、日本語で仕事をする際、相手に分かりやすく物事を説明するのにも役立ちますよ。


まとめ


英語学習のメリット10選、いかがでしたか?

英語を学ぶことは、一生を通じて、あなたの世界を広げ、選択の自由を与えてくれます。しかもこれから直面しうる、様々な不安やリスクからもあなたを守ってくれるツールになります。

この記事をきっかけとして、自分の将来の姿を見据え、英語を学び始める第一歩を踏み出してみませんか?英語を学ぶことで、自分の可能性を広げ、今まで知らなかった世界にきっと出会うことができますよ。



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