2024.05.25英語ビジネス

会議で使えるビジネス英語フレーズ集|オンライン会議で使える表現も紹介

近年は、外資系企業でなくとも、海外の取引先と一緒に仕事をする機会が増えていますよね。

週末の英語ミーティングについていけなくて悩んでいたり、英語での会議の視界を任されて、何を言えばいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、英語で行われる会議・ミーティングで実際に使えるフレーズを紹介します。

英語での会議・ミーティングを行う機会がある方・これから機会があるかもしれない方は、ぜひ参考にしてください。

日本と海外の会議の違い

英語の会議で使えるフレーズを見る前に、日本の会議と英語の会議・ミーティングにおけるスタンスの違いについてふれます。

最低限の人数で行う


英語の会議の特徴として、まず挙げられるのは、必要最低限の人数で行われるということです。

日本で「会議」というと、大きな会議室を使い、大人数で行うことも多いですよね。そして、会議でほとんど発言しない人も多くいます。

しかし海外の会議は基本的に、必要最低限の人数で行われます。また、会議に参加するということは、何かしらの発言をすることが前提になります。

シンプルな言葉を使う


英語で行われる会議の特徴として、シンプルな表現を使うという点も挙げられます。

日本語の会議では「〜することが望ましいと思われます」などと回りくどい言い方をすることもしばしばありますよね。

しかし英語の会議では、「I agree with you.(あなたに賛成です)」などと端的な言葉で考えを表明するのが一般的です。

相手に不快な思いをさせたらどうしようと心配になるかもしれませんが、まずはきちんと意見を発信していくことを心がけましょう。

上下関係に関係なく発言する

英語の会議の場合、発言に上下関係は影響しません。

日本の会議だと、上司の意見に部下が反対することはあまりありませんよね。しかし、英語の会議では、相手が上司であっても、正直に意見を伝えるのが一般的です。

海外においては、会議は形式だけのものではなく、正直な意見を戦わせて、有意義な結論を出すものと考えられています。

英語の会議で司会をする時のフレーズ

まずは、英語会議の司会を任された時に使えるフレーズをみていきましょう。

会議を始める

後の章で紹介しますが、会議の前にはおのおのがちょっとしたスモールトーク(雑談)を行い、場を和ませるのが一般的です。
司会はタイミングを計って、本題に入るよう声を掛けます。

I believe we’re all here. Let us get started.
皆様お揃いですね。それでは会議を始めましょう。

Let’s get down to business.
本題に入りましょう。

「Shall we start / begin?」などと、直接「始める(start・begin)」という動詞を使っても構わないのですが、より自然な慣用句として、ぜひ「get started」という表現を覚えておいてください。

また、「仕事の話に入りましょう」という意味で「Let’s get down to the business.」という表現もよく使われます。

感謝の言葉

会議の初めに司会は、時間を割いて集まってくれたメンバーに感謝の言葉を述べます。

Thank you very much for coming to this meeting.
この会議のためにお集まりいただきありがとうございます。

I really appreciate your attendance at this meeting.
ご出席いただき、本当に感謝しております。

感謝を述べる表現としては、「Thank you…」だけでなく、「I appreciate…」という増えーズもぜひ覚えておきましょう。ビジネス英語でよく使う表現です。

自己紹介

会議を始める際には、司会を見て「誰、あの人?」と思っているメンバーもいるかもしれません。
ごく簡単でいいので、自己紹介しておきましょう。

I’m Taro Yamada. I’m in charge of Marketing.
私の名前は山田太郎です。経理を担当しています。

I’ll be facilitating this meeting.
この会議の進行をつとめさせていただきます。

会議の目的・アジェンダを伝える

司会の役割として最も重要なのが、会議の目的とアジェンダ(予定)を伝えておくことです。
会議がどのように進められるか、事前に伝えられることで、参加する側にとっても話を聞きやすくなります。

会議の目的


会議の目的を伝えるには、以下のような表現を使うことができます。

The purpose of this meeting is to talk about the new project.
今日の会議の目的は新しいプロジェクトについて話し合うことです。

What we’d like to talk about today is the budget for the coming year.
本日は来年度の予算について話し合いたいと思います。

アジェンダ(予定)を伝える

会議の目的を伝えたら、トピックの構成について伝えます。

Here’s our agenda for today.
今日のアジェンダです。

First, I’d like to start with A.
最初にAについて話します。

Then, we are going to talk about B.
次にBについて話しましょう。

Finally, we will discuss C.
最後にCについて話し合いましょう。

できれば、会議の内容はこのように3部構成にするとよいでしょう。聞きやすく、分かりやすい構成といえます。

所要時間を伝える

アジェンダに添えて会議の所要時間を伝えると、聞き手はストレスなく会議に参加することができます。

This meeting will be closed at about 3 o’clock.
3時ごろの終了を予定しています。

This meeting will take about 1 hour.
会議は1時間ほどの予定です。

会議中に使えるフレーズ

それでは、いよいよ会議の始まりです。ここでは、司会を任された人が使えるフレーズをいくつか紹介します。

Suzuki-san will take over from here.
では鈴木さん、お願いします。

Shall we move on to the next topic?
次の議題へ移りましょうか?

Do you have any questions or concerns so far?
ここまででご質問やご不明な点はありますか?

Is there anything we forgot to discuss?
他に気になる点などはありますか?

I think we’ve covered everything.
すべて話し終えたかと思います。

It’s about time.
そろそろお時間ですね。

最後のあいさつ

最後に、司会は集まってくれたメンバーに対しお礼を述べます。

Thank you very much for your time.
お時間をいただきありがとうございました。

Thank you for your participation today.
ご参加ありがとうございました。

「Thank you for your time.(お時間をとっていただきありがとうございます)」という表現は、日常英会話でも頻出です。

ここでは、「Thank you」に「very much」を添えることで、ビジネスシーンでのよりフォーマルな態度を表しています。

英語の会議に参加する時に役立つフレーズ

今度は、メンバーとして会議に参加する時に役立つ英語表現を見ていきましょう。

スモールトーク

前の章でも述べたように、会議の前にはおのおのが簡単なスモールトークをして、場を和ませておくのが一般的です。
会議の前のスモールトークで使える表現を少し紹介します。

How are you doing these days?
最近はいかがお過ごしですか?

I’ve heard a lot about you.
お噂はかねがね。

Are you still working at the Sales Department?
今も販売部門に所属されているのですか?

What do you like to do in your free time?
ご趣味は何ですか?

ただ、会議本番中は、会議に関係ないことは話さないのが英語会議のマナーです。
司会が会議の開始を告げたら、会議の内容に集中しましょう。

質問をする

英語に自信がなくて、質問することをためらってしまう人も多いかもしれません。
しかし、聞き取れない英語があって、不明点を不明点のままにしてしまうと、のちの業務に支障が出てしまいかねません。

英語が苦手な人ほど、積極的に質問をすることをおすすめします。

例えば、話の途中で話の腰を折ってしまうことは、日本では望ましくないこととされますが、英語会議の中では、日本ほど気にすることはありません。

話をさえぎる時は、以下のような表現を使います。

May I interrupt?
ちょっといいですか?

日本語の「すみません」を訳して「Excuse me.」と話をさえぎるのはかなり不自然なので、「interrupt」を使うようにしましょう。

そして、以下のような表現を使って、相手に不明点をしっかり聞きましょう。

Could you say that again please?
もう一度言っていただけますか?

I’m not sure I understand. Do you mean XX?
ちょっとわからないのですが、それはXXという意味ですか?

Could you give us some more details?
もう少し詳しく説明していただけますか?

自分の意見を述べる

会議の中で発言したいことができたら、必ず発言しましょう。
日本の会議では「空気を読んで発言しない」ことが美徳とされがちですが、海外では、「自分の意見を主張しない人間」は「主体性のない無能な人間」とみなされてしまう可能性があります。

ただ、他者を傷つけるような発言はNGです。相手を尊重しつつ、自分の意見をしっかり発信していく「バランス感覚」が重要です。

会議で意見を発信する際は、まず以下のような表現を使います。

May I say something here?
ちょっといいですか?

Let me comment on 〇〇.
〇〇についてコメントさせてください。

具体的な意見を述べる際には、以下のような表現も活用してください。

In my opinion, …
私の意見は……

From the point of view of the Sales Rep, …
…営業マンとしての私の観点からすると……

It seems to me that…
……だと思います。

It might be the case that…
……という可能性もあります。

英語会議では、積極的に自分の意見を発信することが求められますが、感情に任せてものを言うのではなく、論理的かつ客観的な言い回しをすることが重要です。

相手に意見を求める

英語の会議では、自分の意見をきちんと発信することが重要ですが、相手の考えをよく聞くことも大切です。

相手に意見を求める

英語の会議で相手に意見を求める時は、以下のような表現を使うことができます。

What do you think about this point?
この点についてどう思われますか。

Can I get your opinion?
あなたの意見をお伺いできますか。

「どう思われますか」と尋ねる時、日本人は「How~?」を使いがちですが、「What」を使うのが適切です。

また、「opinion(意見)」という単語は英語の会議で頻出です。ぜひ覚えておきましょう。

賛成・不賛成を伝える

相手の意見を聞いたら、素直に賛成・不賛成を伝えましょう。賛成できない時に、無理に意見を合わせることはよくありません。

ただ、相手に不快な思いをさせないよう、言葉を選ぶことも大切です。

I agree with you, 〇〇.
〇〇さんに賛成です。

I’m afraid I disagree with this idea.
あいにく、その意見には賛成できません。

「賛成できません」と言う時、「I disagree.」と言っても通じますが、ちょっと角の立つ言い方になってしまいます。
「I’m afraid…(残念ですが……)」などの表現をうまく利用しましょう。

また、「半分賛成で半分反対」のように言いたい時は、以下のような表現が使えます。

You have a point there, but …
その意見には一理ありますが、ただ……。

英語でのオンライン会議で使えるフレーズ集

英語での会議・ミーティングというと、地理的に離れた場所で、オンラインで行われるケースもあるかと思います。
オンラインミーティングでも、対面での会議と使う言葉は同じなのですが、この章では、オンラインミーティング特有の表現を紹介します。

Zoomなどを利用したミーティングでしばしば行われるのが「画面共有」ですよね。
英語では以下のような表現を使います。

Let me share my screen.
画面を共有させてください。

Would you mind if I share my screen?
画面を共有してもいいですか?

また、海外からの発信では、インターネット接続が不安定なこともありますよね。
接続や機器のトラブルについては、以下のような表現が使えます。

Sorry, my internet connection is unstable.
すみません、ネット環境が不安定です。

I’m having a technical problem.
機械の調子が悪いようです。

The connection is not well, we cannot hear you well.
通信がよくなくて、声がよく聞こえません。

オンラインミーティングにおいても、自身の意見を適切に発信し、相手を傷つけないバランス感覚を心がけましょう。

英語会議のコツ

ここまで、英語会議で使える英語表現を紹介しました。この章では、英語会議をうまく乗り切るコツを解説します。

事前にしっかり準備をする

英語での会議を控えていて、英語力に不安を抱えている方におすすめしたいのは、やはり入念に準備をしておくことです。

会議の資料などを読み込んで、完全に理解できるようにしておいたり、疑問点や発言したい点をあらかじめメモしておくとよいでしょう。

発言したい内容は、メモをもとに実際に声に出して練習するのがおすすめです。ただ、英文を暗記するのではなく、ポイントだけをおさえて、柔軟に発言できるようにしておくとよいでしょう。

事前にしっかり準備をしておけば、それだけ自信を持って英語会議に臨むことができます。

積極的に質問する

英語を使った会議に参加する時は、どんどん積極的に質問しましょう。

英語に自信のない方は、会議で質問したり発言したりするのがためらわれるかもしれません。
しかし、英語に自信のない人ほど、会議で積極的に質問するべきなのです。

日本の会議では、「空気を読んで発言しない」「文脈から察する」ことが美徳とされる傾向にありますよね。
しかし海外の会議では、参加者一人一人が議論することを目的としています。

英語を聞き取れなかったからといっても、分からないことを分からないままにしておくのではなく、きちんと質問して疑問がないようにしておきましょう。
会議の後に疑問点を提示しても、「どうして会議中に質問しなかったの?」と思われてしまいます。

まして、相手に何を聞かれているか分からないのに「Yes」といってしまうのは絶対にNGです。

シンプルな英語表現を使う

英語を使った会議に参加する時は、できるだけシンプルな英語表現を使うようにしましょう。

英語の会議には、様々なバックグラウンドを持った人々が参加しています。英語を母国語としていない人がいる可能性もあります。

日本人好みの遠回しな表現を使ったり、英語独特のネイティブな表現を使ったりすると、誤解を生んだり、質問事項が増えたりすることになりかねません。

会議を円滑に進めるには、分かりやすくシンプルな英語表現を使うのがおすすめです。

まとめ

英語会議をうまく乗り切るコツは、事前にしっかり準備をしていくことです。

事前に資料を読み込んだり、疑問点や発言したい内容をメモしておいて、実際に声に出して練習しておきましょう。

また、英語力の面でも、ネイティブスピーカーの友人を見つけて練習相手になってもらうなどして、普段から準備をしておくのが効果的です。

もし、ネイティブスピーカーの知人がいなかったり、ロールプレイがうまくいかなかったりした場合は、プロの手を借りるのもおすすめです。

英語コーチングサービス「ギャビーアカデミー」では、日本人コーチとネイティブコーチがタッグを組んで英語学習をバックアップします。

グローバル人材を育成するため多くの企業に採用されているギャビーアカデミー。ネイティブコーチは英語会議に関する相談相手としてぴったりです。

事前にしっかり準備をして英語会議に臨めば、大きな失敗をすることはないでしょう。

小さな失敗はあるかもしれませんが、そのような失敗を積み重ね、場数を踏むことで、英語会議も怖いものではなくなっていくでしょう。


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