2023.05.28英語学習・フレーズ

メイクアップ化粧品の接客英語フレーズ!カナダで美容部員の私が実際に使う英語を解説

「化粧品の接客で使える英語フレーズが知りたい」
「メイクのニュアンスを英語で伝えられるようになりたい」

このように、メイクや化粧品に関する接客英語を知りたいと思う方は多いのではないでしょうか?
接客でメイクを英語で説明するには、商品のテクスチャーや使い心地のニュアンスを相手にわかりやすく伝える必要があります。

そこで、海外の化粧品販売店として有名なSEPHORA(セフォラ)で実際に英語環境で働く私が、海外で使える接客英語を解説していきます。
今後、日本で英語を使って化粧品接客をしたい方、または海外で英語を使う仕事をしてみたい方は、ぜひ読んでみてください。


まずは基本から!メイクアップ化粧品の接客英語フレーズ5つ


英語でメイク・化粧品を説明するために使える、基本接客フレーズを5つ紹介していきます。

下記で紹介するフレーズは、メイクの接客英語といっても、化粧品に限らずさまざまな接客業で使うことができます。

まずは、相手に良い印象を与える声がけが大切なので、失礼のない英語の言い回しを覚えておくことが大切です。

5つの英語フレーズを、それぞれ詳しくみていきましょう。

①:Are you looking for something?(何かお探しですか?)


店内にいるお客さん誰にでも使える、便利な声かけフレーズです。

お客さんからは、下記のような返事がくることが多いです。

Just looking/Just browsing(ただ見ているだけです)
I’m looking for 〜(〜を探しています)

「ただ見ているだけ」と返事されたときには、「Okay, let me knew if you need help」(わかりました。何か助けが必要だったら教えてください)と返すと、ていねいに会話を終わらせることができます。

②:Is there anything I can help you?(何か手伝えることはありますか?)


何か困っていそうなお客さんに声かけするのに、ぴったりな接客フレーズです。

「Are you looking for something?」よりも、親切なニュアンスが相手に伝わります。

また、少し簡単なフレーズで「Do you need help?」も声かけの英語フレーズとして使えるのですが、「助けいる?」のような少し直接的な表現になってしまうので、表情や声のトーンに気をつけましょう。

③:Did you find everything okay?(探しているものは見つかりましたか?)


店内での滞在時間が少し長いお客さん、またはレジでお会計の前に使える言い回しです。

たとえば、店内に入ってすぐのお客さんに「Did you find everything okay?」と聞くのは違和感がありますが、店内にすでに入っているお客さんなら誰にでも使えます。

お客さんからは「Yes, I found everything」(全て見つかりました)や、「Yes, Thank you so much」(はい、ありがとうございます)と返ってくることが多いです。

④:Let me check it for you.(確認しますね)


お客さんに何か質問をされたときに便利な英語フレーズです。

たとえば、お客さんから「I’m looking for this foundation but I couldn’t find it」(このファンデーションを探しているけど見つからなかったの)と言われたときなど、「Let me check it for you」とスムーズに返事をすることができます。

また「Let me check」だと、「確認させて」というカジュアルな感じが強くなってしまいますが、「for you」をつけることで相手を尊重する表現ができます。

お客さんから助けを求められて対応するときに、ぜひ使ってみましょう。

⑤:Would you like to try on your skin?(お肌でお試しになりますか?)


メイク商品を実際に肌に試してみたいかを、お客さんに聞くときの英語フレーズです。

お客さんのメイク商品に関する問い合わせで一番多いのが「ファンデーション」です。色選びをするときに実際に肌で商品を試すことで、合う色を探します。

そのときに「Would you like to try this foundation color on your skin?」(このファンデーションの色をお肌でお試しになりますか?)と聞くと、「Yes, please」(お願いします)のようにスムーズに会話ができます。

英語で化粧品の接客をするときに使う英語は?


英語で化粧品やメイクの接客をするときには、主に「メイク商品」「肌悩み」に関する英単語が必要です。

実際、私も海外で働いてから、メイク商品のパッケージを見て覚えた英単語が数えきれないほどあります。
日本のカタカナ英語と少し違うニュアンスの化粧品英語もあるので、正しい表現を覚えておきましょう。

また、「肌悩み」に関する表現も、海外で接客していて登場する頻度が高い英単語です。
それぞれ、詳しくみていきましょう。

メイクアップ商品は英語でなんていう?


接客で使えるメイクアップ商品に関する英語は、下記の通りです。

Primer:化粧下地
Foundation: ファンデーション
Face powder: おしろい
Concealer :コンシーラー
Eyebrow pencil:眉ペンシル
Eyebrow gel:眉マスカラ
Brush:チーク
Lipstick:口紅
Lip balm:リップクリーム
Blotting paper:あぶらとり紙

たとえば、日本人が間違えがちなメイクアップの英語表現として「リップ」があります。

日本では「リップ」というと口紅や保湿リップクリームを指すことが多いですが、海外では「リップ=唇」という意味になってしまいます。
よって、「Lip stick=口紅」「Lip balm=保湿リップクリーム」のように、それぞれの表現を覚えておきましょう。

メイクに関する「肌悩み」は英語で?


接客でメイクに関する肌悩みをヒアリングするために使える英語は、下記の通りです。

Cloged pores:毛穴詰まり
Sagging skin:たるみ肌
Combination skin:湿合肌
Youthful skin:若々しい肌
Acne prone skin:ニキビ肌
Dark spots : シミ
Firming:引き締め
Dewy skin:ツヤ肌
Tightening:引き締め
Dullness:くすみ

英語で毛穴を「Pore」といい、「Large pore」で毛穴の開きという意味になります。

肌悩みに関する英語を勉強するには、海外のスキンケアブランドのサイトで自然なニュアンスの英単語を覚えるのがおすすめです。

まとめ


英語でメイクアップの化粧品接客ができるようになりたいなら、まずは基本の接客フレーズを学ぶのがベストです。
よりプロフェッショナルな接客をしたいなら、メイク商品に関する表現や肌悩みの英単語も徐々に覚えていきましょう。この記事を参考に、ぜひ接客英語を練習してみてください。


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