2023.08.26英語学習・フレーズ

英語でなんて言う?覚えておきたい発音10選【ぬいぐるみ・算数・冷蔵庫・野菜・柿・かぼちゃ・カバ・サイ・キリン・りす】

海外の人と話していて、どうしても英単語の発音が通じない時もありますよね。英語は、日本人のカタカナ英語のままではほとんど通じません。

英語を正しく伝えるには、英語独特のルールを押さえておく必要があります。
この記事では、特に日本人が「通じない!」と悩みがちな英単語の発音について解説します。
通じさせるコツについても紹介するので、英語が通じなくて悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

ぬいぐるみって英語でなんて言う?



「ぬいぐるみ」については、そもそも英語でなんと表現すればよいか困った経験がある人も多いのではないでしょうか。

「doll」という単語を思いつく人もいるかもしれませんが、「doll」はすらっとした女性や赤ちゃんの人形を表すそうなので、「ぬいぐるみ」に対してこの単語を使うと、さらなる混乱を招きそうです。

「ぬいぐるみ」は英語で「stuffed animal」・「plush toy」・「soft toy」などといいます。

stuffed animal


「stuffed animal(スタッフト・アニマル)」の「stuff」は「詰める」という意味の動詞です。つまり、「stuffed animal」は、「詰め物をされた動物」という意味で「ぬいぐるみ」です。
実際に使う時は、猫のぬいぐるみなら「stuffed cat」、サルのぬいぐるみなら「stuffed monkey」のように動物名を入れます。

発音のポイントとしては、まず「人員」という意味の「staff [stǽf]」と「詰め物をする」という意味の「sttuf [stʌ́f]」を混同しないことです。
「stuff」の「ア」は日本語の「ア」とほぼ同じなので、発音自体は難しくないでしょう。

そして、「stuffed」の発音では、カタカナの 「スタッフド」 のように、子音の後に母音を入れて発音しないようにしましょう。
「-ffed」は、唇を前歯に軽くあてた /f/ と、過去分詞の /t/ を、聞こえるか聞こえないか程度の強さで発音します。

最後に一番大事なポイントとして、「stuffed animal」は最初の「stuffed」を強くはっきり発音しましょう。
音の強弱も、英語を通じさせるポイントです。

plush toy


動物以外のもののぬいぐるみを表したい時は、「plush toy(プラシュ・トイ)」という表現を使いましょう。
「plush」は布の生地の一種の名前ですが、転じてぬいぐるみ全般を「plush toy」または単に「plush」というようになったそうです。

「plush」という単語では、「p」の後ろに「u」を入れないようにしましょう。そして「l」と「r」をきちんと発音し分けましょう。
そしてやはり、「plush」を強く発音して、「toy」は控えめに添えましょう。

soft toy


「stuffed animals」はアメリカで一般的な表現でしたが、イギリスでは「soft toy」という表現の方が通じやすいです。
発音する時は、「ソフト」とカタカナで発音せず、[sɔft] と、特に語尾の「ft」は息だけで発音するよう心がけましょう。
もちろん、「soft」の方を「toy」より強く発音するとより通じやすくなります。

算数って英語でなんて言う?



算数を表す英単語は、知っているけど発音が難しいと感じている人が多いのではないでしょうか。
「算数」は「mathematics」ですよね。発音記号であらわすと [mæ̀θəmǽtiks]、カタカナで表すと「マセマーティクス」のようになります。
2番目の「マ」にアクセントを置くのがポイントです。

ただ、日常英会話で「mathematics」という形はあまり使いません。短縮系の「math」を使います。
この「math」ですが、カタカナで「マス」と発音してしまうと、「マスメディア」などで使われる「mass(集合体)」という単語と誤解されてしまいます。

そのため、「th [θ]」の発音を正確に行う必要があります。
[θ] の発音は「舌を噛んで発音しなさい」と教わった人も多いかもしれませんが、実際に [θ] を発音する時に舌は噛みません。
舌を前歯に触れさせ、息を吐きながら軽く後ろに引くのが発音のコツです。

冷蔵庫って英語でなんて言う?



「算数」と同様、「冷蔵庫」も長くて覚えづらいですよね。「冷蔵庫」は「refrigerator [rifrídʒərèitər]」、カタカナで書くと「リフリージレィタァ」のような感じです。

長い単語のため「fridge [frídʒ](フリッジ)」と略することも多いですが、fridgeには「冷蔵室」という意味もあり、「freezer(冷凍室)」とは分けて考えられます。

それに対してrefrigeratorは冷蔵室・冷凍室両方を兼ね備えたものを表すので、大きい冷蔵庫のことは略さずに「refrigerator」ということも多いです。
そのため、refrigeratorとfridgeの両方の発音を覚えておくことをおすすめします。

refrigeratorという単語を発音する時は、「リフリージレイタァ」のように、真ん中の「リ」を強く発音しましょう。

また、アメリカ英語では「refrigerator」の最後の「tor」は「フラッピング」という音声変化現象を起こすことがあるため、「リフリジレイラー」のような発音にもなることもあります。

野菜って英語でなんて言う?



「野菜」自体は英語で「vegetable」だということを知っている人は多いと思いますが、実際に「ベジタブル」と言って通じなかったという人も多いと思います。

野菜は英語で「vegetable [védʒətəbl]」で、まずポイントとなるのが語頭の「/ve/(ヴェ)」です。「ベ(be)」とは全く別の音なので、この部分を正しく発音するだけでもずいぶん通じやすくなります。
さらに、英語ではアクセントの位置が非常に重要なので、この「ヴェ」を強く発音することも大事です。

そして語尾の「bl」は「ブル」とカタカナで発音せず、子音のみの連続として発音するようにしましょう。カタカナで書くと「ヴェジタボー」に近いかもしれません。

かぼちゃって英語でなんて言う?



かぼちゃは英語で「pumpkin」だと思う人が多いと思います。間違いではないのですが、「pumpkin」は基本的に、ハロウィーンなどで見かけるオレンジ色のかぼちゃのことです。

日本で食べるかぼちゃ、またはかぼちゃ全般のことを言いたい場合、「squash」という表現を使います。

squashは発音記号で書くとアメリカ英語では [skwɑ́ʃ](スクワシュ)、イギリス英語では [skwɔ́ʃ](スクウォシュ) となります。また、アメリカでも [skwɔ́ʃ](スクウォシュ)と発音されることもあります。

/skw/ と子音が連続するので、間に母音を挟まずに発音するのがポイントです。
そして、「ワ」や「ウォ」を強く読むと通じやすくなります。

柿って英語でなんて言う



「柿」を英語でなんというかについては、あまり把握していない人が多いと思います。また、つづりを見ても発音が想像しづらいですよね。

「柿」は英語で「persimmon」です。発音記号で書くと [pərsímən]、カタカナで表すと「パースィメン」という感じになります。

ただ、[pərsímən] の中に2つもある /ǝ/ は中間音といい、アイウエオの真ん中にある、どの音とも表しがたい音です。
口をぽかんと開けて、やる気のない感じで「あー」と息を出すと、この音になります。

「persimmon」を発音する時も、最初の「パー」は、あまりはっきり「パー」と言わず、少し濁った音で発音してみてください。

カバって英語でなんて言う?



「カバ」は英語で「hippopotamus」または「hippo」といいます。
日常使いするのは略語の「hippo」の方です。

hippopotamusは発音記号で書くと [hìpəpɑ́təməs](アメリカ英語)または [hìpəpɔ́təməs](イギリス英語)です。
カタカナで書くと「ヒポポタマス」なのですが、カタカナのままだと通じません。
英語は、強く発音するべきところを強く、そのほかは弱く発音するのがポイントです。

一番強く読むべきは2番目の「ポ」です。アメリカ英語では「パ」のように発音されるので、「ヒパパータマス」のように発音しないと通じません。
そして第2アクセントは「ヒ」に置かれているので、アクセントが置かれていない「タマス」は控えめに発音しましょう。

サイって英語でなんて言う?



「サイ」は英語で「rhinoceros」です。発音記号で表すと、アメリカ英語では [rainɑ́sərəs](ライナーサラス)、イギリス英語では [rainɔ́sərəs](ライノーサラス)となります。
長いので「rhino [ráinou](ライノゥ)」と略すことが多いです。

「rhinoceros」の発音のポイントは、まず語頭をきちんと「R」で発音することです。
そして、「no」にアクセントを置いて発音することも重要です。
「cerous」は中間音 /ǝ/ 2つが入っているので、弱く控えめに発音しましょう。

省略バージョン「rhino」は「ライノー」と発音すると通じにくいです。「ライノゥ」のように、語尾はしっかり「オウ」と発音しましょう。

キリンって英語でなんて言う?



キリンは英語で「giraffe」だと知っている人もいるでしょうが、カタカナで「ジラフ」と言っても通じなかったという人も多いかもしれません。

ポイントはやはりアクセントの位置です。「giraffe [dʒərǽf]」という単語では、「ジラーフ」と「ラ」を強くはっきり発音しましょう。

リスって英語でなんて言う?



「リス」を表す英語の発音はかなり難しいです。「リス」は英語で「squirrel」といい、アメリカ英語では [skwə́ːrəl](スクワーレル)、イギリス英語では [skwírəl](スクウィレル、スクウィロー)という発音になります。

まず最も大事なのはアクセントの位置です。「squi」の「i」にアクセントを置きます。イギリス英語ではこの音をはっきり「イ」と発音しますが、アメリカ英語では、「persimmon(柿)」の時にも出てきた /ǝ/ の音として強く長く発音しなければなりません。

そして最後の /rǝl/ は「レル」より「ロー」に近い発音になります。

発音だけでなく「説明力」も必要



発音の難しい単語が、外国人に初めて通じると、とても嬉しいですよね。しかし、毎回必ず成功するとは限りません。
うまく通じなかった時に備えて、例えば「柿」について説明したい時に、「persimmon」を連発するのではなく、「fruits with orange color」「We eat it in Autumn」などと「ヒント」のような説明を重ねることで、「あー、persimmonのことね!」と言ってくれます。

このように、常に「別の言い方」を用意しておくと、英語でのコミュニケーションに支障が生じずに済みますし、英語のスピーキングテストなどにも応用がききます。

もちろん、この記事などを通して単語の正しい発音を把握しておくのも、さらにコミュニケーションの幅を広げることにつながります。

英会話のために、完璧な知識は必要ありません。大切なのは、伝えたいという気持ちです。そして相手方にも「分かろうとする気持ち」があれば、伝えたいことはきっと伝わります。

自分の気持ちを自分の言葉で伝えるために、コツコツ英語の知識を積み重ねていきましょう。



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