- Were they upset the president?
ー 彼らは社長に腹を立てていたのだろうか?
本日のGabbyトレーニングで英語表現学習は、Yes/No Questionsからの出題。
今回紹介するのは「upset」。
ネイティブの日常会話において頻出単語である「upset」。
「動揺する」という意味で覚えられている方も多いはずですが、実は、より複雑な人の感情を表す形容詞として使われることが多いんです。
具体的には、怒り・悲しみ・不安・失望…など、様々な負の感情が生じている際に使用されます。「I am upset.」なんて言うと、これらのマイナスな感情が入り乱れており、心が穏やかでないことを表します。
日本語では一言で明確に直訳できない表現ですが、全般的にネガティブな感情を表現するのに使用できると覚えておいてください。
さて、本日は「upset」を使ったイディオムやフレーズの一部を見ていきましょう。
「upset」を使った英語フレーズ
| (人の)気分を害する
例:Don’t upset him by pushing his buttons.
- 彼に意地悪言って、怒らせないようにね。
人の気分を害する、という他動詞で使える「upset」。
誰かを怒らせてしまったり、気が動転するようなことをしてしまったときには、この単語を使うことができます。
| 胃の調子が悪い
例:I awoke with a nasty headache and an upset stomach last night.
- 昨夜、やっかいな頭痛と胃のむかつきで目が覚めた。
なんとなく胃の調子が悪い、むかむかする…なんていう時、ありますよね?こうした症状を伝えるには「upset」と「stomach」を組合わせて名詞の形で使いましょう。そうすると、「胃の調子が悪い」と表すことができますよ。
また、他の身体症状には使えないため、あくまで胃やお腹の調子の悪さを表す時にだけ使いましょう。
| 番狂わどせ、どんでん返し
例:There are going to be some upsets in the next election.
- 次の選挙では、何かしらの番狂わせがありそうだ。
勝負事などで意外な結果や番狂わせが起きた際にも「upset」は活躍します。
一般的に、スポーツなどの勝負事でよく見聞きする表現ですが、政治などの場で使われることもありますよ。
| (秩序を)乱す、駄目にする
例: I hope it doesn’t upset your plans if I’m late for the meeting.
- 私が待ち合わせに遅れても、あなたの計画が台無しにならないことを祈るわ。
計画を台無しにしたり、秩序や人間関係を乱すという際に使える他動詞の「upset」。
上述の番狂わせやどんでん返しという意味が基となって、この使われ方をすることができます。
いかがでしたか?
馴染みのない場面でこれらの「upset」を使われても何となく意味は理解できそうですが、自分で会話に織り交ぜられるかは大違い。
「upset」を日常会話でさらっと使いこなせるようになれば、英語ネイティブらしい英語に近づくことは間違いありませんよ。
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